研究課題/領域番号 |
11670895
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
国武 直信 九州大学, 医学部・附属病院, 助手 (60294948)
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研究分担者 |
中村 和正 九州大学, 医学部・附属病院, 助手 (20284507)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2000年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1999年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 放射線障害 / ラジカル除去剤 / レバミピド / 放射線腸炎 |
研究概要 |
前年度に引き続き、腹部骨盤放射線照射に伴う下痢に対するレバミピドの効果について検討した。 症例の内訳は、子宮頸癌21例、子宮体癌9例、膣癌1例、子宮肉腫1例、計32例で、全例に、Linac 6MV X線にて、前後対向二門、一回1.8Gy、計41.4Gyの全骨盤照射をおこなった。試験方法は封筒法による二群比較試験とし、A群とB群に無作為に振り分けた。A群は、レバミピド(商品名ムコスタ、大塚製薬)を1日300mgで毎食後3回にわけて照射中連日投与をおこなった。B群は非投与群とした。下痢の程度判定は、National Cancer Instituteの副作用判定基準により判定した。A群15例、B群17例のうち、各々Grade0;4例、2例、Grade1;4例、3例、Grade2;6例、8例、Grade3;2例、4例、Grade4;0例、1例であった。また、直腸出血などの重篤な副作用を来したものは無かった。以上、レバミピド投与群に下痢が軽い傾向にあったものの、今回の検討では残念ながら有意差が得られなかった。 また、C3Hマウスの腹部にX線による30Gy/一回の放射線照射をおこなった場合のレバミピドの防護効果に対して、マウスの腸粘膜の病理学的変化を観察したが、投与群、非投与群で有意差を認められなかった。
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