研究課題/領域番号 |
11671095
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内分泌学
|
研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
坂口 和成 和歌山県立医科大学, 付置研究所, 教授 (60178548)
|
研究分担者 |
横手 秀行 和歌山県立医科大学, 付置研究所, 助手 (60316122)
中村 允之 和歌山県立医科大学, 付置研究所, 助手 (40145917)
|
研究期間 (年度) |
1999 – 2000
|
研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
|
配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2000年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1999年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
|
キーワード | 副甲状腺 / 腫瘍 / 癌遺伝子 / cDNAクローニング / KGF受容体 / Yeast Two Hybrid / 細胞内情報伝達分子 / cDNA クローニング |
研究概要 |
このプロジェクトは、ユニークな真核細胞発現ベクターを使って副甲状腺腫からcDNA libraryを作り、独特の発現クローニング法によりその副甲状腺腫の発生および進展の原因となっている癌遺伝子を系統的にクローニングし、それらの機能を解明しようとするものである。これまでに、副甲状腺腫に特異的に発現している、C末端がalternative splicingにより変異され活性化されたkeratinocyte growth factor receptor(KGFR)をクローニングした。この変化したKGFR細胞内ドメインの機能として二つのことが考えられる。一つ目はこのドメインが細胞内情報伝達系を活性化する作用をもっている可能性、二つ目は野生型ではもともと活性化を抑制する作用を持っていたものが構造が変化することによりその抑制作用がなくなり細胞内情報伝達系が活性化されてきた可能性である。Interaction Trap(Yeast Hybrid System)を用いてこの変異C末端および野生型C末端に接合する因子を数種類クローニングすることに成功した。現在各々の機能を検索中である。
|