研究課題/領域番号 |
11671150
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
滝口 伸浩 (2000) 千葉大学, 医学部, 助手 (00261917)
若月 一雄 (1999) 千葉大学, 医学部・附属病院, 助手 (60302543)
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研究分担者 |
小田 健司 千葉大学, 医学部・附属病院, 助手 (90282483)
安富 淳 (安冨 淳) 千葉大学, 医学部・附属病院, 助手 (30323421)
滝口 伸浩 千葉大学, 医学部・附属病院, 助手 (00261917)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2000年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1999年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | ヒト型モノクローナル抗体 / 癌関連抗原 / cDNAクローニング / 大腸癌 / AgSK1 / 特異的免疫療法 / CTL / ペプチドワクチン / 細胞障害性T細胞(CTL) / ペプチド抗原 / 抗イディオタイプ抗体 / 細胞傷害性T細胞(CTL) / 癌ワクチン |
研究概要 |
1.Adenocarcinoma-restricted antigen:AgSK1-2HTのMolecular Analysis AgSK1-2HTの遺伝子レベルでの解析をさらにすすめ、full length cDNAをクローニングするため、Gene database analysisを行いnucleotide sequenceの検索ではほぼ同一とみなされるクローンが得られた。そこで、このsequenceを参考にしてprimerを設定、PCRを行いそれぞれのfragmentについてPCR direct sequencingを行った。推定されるfull length cDNAのopen reading frameは、387b.p.であり、129個のアミノ酸からなる分子量約13.7KDaのタンパクをコードすると考えられた。この結果は、NCBI Gen Bankに、accession number AF316855及びAKK15476として登録した。 2.抗癌ヒトモノクローナル抗体の認識する癌抗原ペプチドを用いた腫瘍特異的CTLの誘導 近年SK1抗体を用いて大腸癌細胞株HT29由来の発現cDNAライブラリーをスクリーニングして同定された癌関連抗原ペプチドのアミノ酸配列(20-mer)は、データベースの検索でも未だ報告のない全くあたらしいものであり、かつHLA-A2402分子と最も結合能の高いペプチドモチーフを有する9-merペプチドおよびHLA-A0201分子と結合能の高い10-merペプチドを含むことがわかった。現在我々は、healthy volunteerを中心に、上記のペプチドを用いて、in vitroでCTLを誘導しようと試みており、これが癌細胞株を特異的に障害することが確認されれば、第I相臨床試験を開始していきたいと考えている。
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