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癌細胞増殖における新規セリン・スレオニンキナーゼ蛋白Nori-2pの機能的検討

研究課題

研究課題/領域番号 11671165
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 外科学一般
研究機関愛媛大学

研究代表者

阿部 康人  愛媛大学, 医学部, 助教授 (30184229)

研究分担者 木藤 克己  愛媛大学, 医学部, 助手 (00274308)
研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2000年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1999年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワードLAK細胞 / 膜型リンフォトキシン / 蛋白キナーゼ / セリン・スレオニン / サブトラクションライブラリー / YGR262c / 酵母相補アッセイ / 細胞増殖 / セリン・スレオニ
研究概要

Nori-2(MRPK)をbaitとしてクロンテックのキットを用いてYeast two hybrid法を施行した。その結果、BP-1からBP-3までの3種の新規蛋白がクローニングされた。2次的な発現実験の結果、そのうちBP-1のみがヒト細胞内においてNori-2と結合した。BP-1について部分的ペプチドをGST融合蛋白法にて大腸菌を用いて発現精製し、そのペプチドを家兎に免役して特異抗体を得た。その抗体を用いた実験では、BP-1は各種細胞株に広く分布していてインターフェロンなどの様々な刺激によっては特にその発現は増減しないことが示された。次いでNori-2による細胞内シグナルを解析するため、Nori-2およびそのキナーゼ非活性体の細胞内発現用ベクターを作製し、COS-7あるいは293T細胞などにトランスフェクションし、ウエスタンブロット法にて各種抗体を用いて細胞内シグナル蛋白発現の増減を検討した。その結果、Nori-2の細胞内発現によってcyclin E発現や、私たちが見いだしたTOPKの発現が増加した。一方、ERKの発現はそのリン酸化フォームの発現がやや減少した。またプロモーター活性測定用のベクターをCOS-7細胞にトランスフェクションさせ各種プロモーター活性の変動を検討した結果、mycやp53の活性が上昇した。Nori-2はBP-1とともに細胞に発現して細胞周期調節蛋白の発現や活性を調節することが示された。

報告書

(3件)
  • 2000 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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