研究課題/領域番号 |
11671285
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
吉岡 和彦 関西医科大学, 医学部, 講師 (30166912)
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研究分担者 |
高田 秀穂 関西医科大学, 医学部, 助教授 (30131444)
日置 紘士郎 関西医科大学, 医学部, 学長 (60077641)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2002年度: 100千円 (直接経費: 100千円)
2001年度: 100千円 (直接経費: 100千円)
2000年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1999年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
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キーワード | 直腸癌 / 薄筋移植 / 肛門機能 / 人工肛門 / 大腿薄筋移植 |
研究概要 |
1)生理学的検査の方法論的確立 直腸肛門機能の客観的評価に必要な内圧検査と解剖学的評価に用いるdefecographyの設備は整い、手技も安定し一定の検査値を得ることができるようになった。具体的には、内圧検査では肛門内圧、直腸肛門反射、直腸感覚を測定するとともに、電気刺激装置を用いて肛門粘膜の刺激閾値も評価した。解剖学的評価ではdefecographyで直腸肛門角、肛門管長等を指標として測定した。 2)術式の確立と対象患者における術前の精神的評価 平成15年2月までに直腸癌に対するこの新しい手術を8例に施行した。また同様の手技を便失禁の患者に対しても4例施行した。これら12例における手術はいずれも予定どおり施行することができ手技の上では安定して行えるようになった。また対象となる直腸癌患者にあらかじめインフォームドコンセントを行い、手術の意義を十分に理解して頂いたうえで、施行した。また、この手術の対象となりうる患者の精神的評価をするため、直腸癌患者で過去に腹会陰式直腸切断術を受けて腹部に人工肛門を有している患者と、直腸癌の術前患者を対象として面談によるアンケート調査を行い、結果を得た。 3)肛門再建術前後の肛門機能の評価 新しい肛門再建術の前後において生理学的検査、解剖学的検査および臨床的評価を行ってきた。評価は手術前、手術後で骨格筋のトレーニングを行う前後、さらに人工肛門を閉鎖した後に行った。結果として骨格筋刺激装置によるトレーニングは肛門機能の改善に重要な働きを持つことを再確認した。また、一時的人工肛門を閉鎖した7人の患者のうち5人が患者の満足のいく肛門機能を得ることができた。
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