研究課題/領域番号 |
11671370
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
出崎 順三 愛媛大学, 医学部, 講師 (00036451)
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研究分担者 |
佐藤 康二 浜松医科大学, 教授 (80235340)
田中 潤也 愛媛大学, 医学部, 教授 (70217040)
阪中 雅広 愛媛大学, 医学部, 教授 (60170601)
温 同春 愛媛大学, 医学部, 助手 (70284411)
榊 三郎 愛媛大学, 医学部, 教授 (30116933)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2000年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 神経細胞二次変性 / スナネズミ / 海馬 / プロサポシン関連ペプチド / アポトーシス / Bcl-x_L / 受動的回避学習実験 / 神経細胞の二次変性 / 一過性前脳虚血 / インターロイキン3 / エリスロポエチン / ジンセノサイドRb_1 |
研究概要 |
我々は、これまで一次虚血病変を縮小せしめる神経細胞保護因子について検討を加えてきたが、実際の臨床の場では、一次虚血病変が出現した後に神経細胞保護因子を投与することの方が多いように思われる。従って昨年度の本研究では、一次病変出現後に神経細胞保護因子を投与することにより、神経細胞の二次変性が抑止されるかどうかin vivoで判定することを目的とした。昨年度の研究では、3分間前脳虚血を負荷したスナネズミを用いて、脳虚血負荷後3日目より、神経細胞保護因子(プロサポシン関連ペプチド、インターロイキン3、エリスロポエチン等)を投与し、受動的回避学習行動実験を実施した後に病理組織学的解析を行った所、プロサポシン関連ペプチドのみが、in vivoで神経細胞の二次変性を抑止することが証明された。そこで、今年度の本研究では、プロサポシン関連ペプチドがどのようなメカニズムで神経細胞を保護するのかを検討した。その結果、ニトロプルシドナトリウムにより誘導される神経細胞のアポトーシスあるいはアポトーシス様神経細胞死が、低濃度(1〜100fg/ml)のプロサポシン関連ペプチドにより軽減されることがわかった。さらにプロサポシン関連ペプチドが前記至適作用濃度において細胞死関連遺伝子産物Bcl-x_Lの発現を促進することが判明した。以上のことよりプロサポシン関連ペプチドはBcl-x_Lの発現増強を介して神経細胞の二次変性を防御すると考えられた。
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