研究課題/領域番号 |
11671379
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
中瀬 裕之 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (10217739)
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研究分担者 |
浦西 龍之介 奈良県立医科大学, 医学部, 助手 (80245084)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2000年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1999年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 神経組織半影 / 脳血流 / 脳虚血 / 薬剤性虚血耐性現象 / 脳血流脳酸素代謝 |
研究概要 |
今回、hypobaric hypotension tcchniqueとKClの脳内注入によるcorical spreading depression(CSD)を誘発することによりpenumbla-like condtion modelを作成することを目的とした。23匹の雄Wistar ratを用い、右頸動脈をligation後、脳血流・DC potential・oortical impedanceを連続的に計測しながらhypobalic tecniqueを用い平均血圧を50mmHgに低下させ、5分後にKClの脳内注入によるCSDを誘発した群(group A: n=8)、CSDのみを誘発した郡(group B: n=7)、hypotensionのみの群(group C:n=8)、に分け、脳血流・DC potential・cortical impedance・neuronal damageについて比較検討した。結果、Group AにおいてCSDを誘発後、脳血流の一過性の増加は認められず、DC potentialは一過性に陰性化し5分後には正常化し、cortical impedanceは正常血圧に戻すまで30分間にわたり高値を持続した。Group BではCSD誘発後、各parameterは速やかに回復し、Group Cでは低血圧による脳血流の低下以外はDC potentialもcortical impedanceも変化を認めなかった。組織学的にはGroup Aでは右大脳皮質のneumn density(304.25±204.53cells/mm2)はGroup B(953.44±152.41cells/mm2)(P<0.05)ならびにGroup C(758.91±172.21cells/mm2)(P<0.05)と比較して有意に低下していた。Group Aにおいてneuron densityと低血圧開始30分後のcortical impedanceの間には負の相関性が認められた。Hypobaric hypotension techniqueにより低潅流域となった脳組織にエネルギー要求性のCSDを誘発したこのmodelはpenumbla-like conditionを再現していると考えられた。
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