研究課題/領域番号 |
11671430
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
糸数 万正 岐阜大学, 医学部, 助教授 (60122016)
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研究分担者 |
伊藤 芳毅 岐阜大学, 医学部, 助手 (10313884)
坂口 康道 岐阜大学, 医学部, 助手 (60301214)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2000年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1999年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | MRI画像 / 3次元化 / 手術シュミレーション / ヴァーチャルリアリティ / バーチャルリアリティー |
研究概要 |
脊椎手術において術前手術シュミレーションとヴァーチャルを用いた、手術支援用シュミレーションシステムを構築しさらに開発研究し、特に、変形の強い症例や、再度の手術を施行する症例においては、有効であると考える。 症例のMRIまたはCT画像をダイコムシステムで転送し、Digital Jacketを用いて、読み取り、さらにグラフィックワークステーションによって3次元モデルを作成する。そのモデルに対して、フォースフィードバック制御によるスクリュウ挿入のシュミレーションを行う。今回さらに3次元画像を作成するためAVS(MEZDICAL VIEWER)を利用した。MRIの画像を利用する場合、画像の性質上、骨の部分の濃度は大きくなり、等値面を作成するAVSのisosurfaceモジュールでは、あるしきい値での面を作成するかが決まるため、今回必要な骨の部分の濃度を低くする必要があった。そのためコントラストを変更することで処理をおこなった。 脊椎手術において、術前に特に変形の強い症例や、画像だけでは手術イメージのわきにくいもの、再度の手術のため、骨癒合などで本来の形と異なる症例において、3次元の画像の構築とそれに基づいて、インスツルメント固定をする場合のスクリュウなどの位置、長さ、角度をより安全にかつ正確に挿入するための、シュミレーションシステムを開発するとともに、さらにそれをヴァーチャルを利用して、術前にそれぞれのレベルにあわせたトレーニングとして、活用できるようにした。今後の普及を配慮したいと考えている。
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