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脊髄グリア細胞に対するニコチンレセプターアゴニストの効果

研究課題

研究課題/領域番号 11671441
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 整形外科学
研究機関愛媛大学

研究代表者

松田 芳郎  愛媛大学, 医学部, 助教授 (70110830)

研究分担者 尾形 直則  愛媛大学, 医学部, 助手 (30291503)
研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2000年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード脊髄 / ニコチン型レセプター / マイクログリア / アポトーシス
研究概要

ニコチン型アセチルコリンレセプターアゴニストの細胞内カルシウムレベル変化に及ぼす影響を調べるためにFura-2を用いた培養アストロサイトの細胞内カルシウムモニタリングで、潅流液中にニコチン型アセチルコリンレセプターアゴニストであるmethylcarbamylcholineを加えると、約5分後に細胞内カルシウムレベルの上昇が観察された。methylcarbamylcholineのEC50は約70nMと考えられ、100nMではsubmaximalな効果が得られた。次にニコチン型アセチルコリンレセプターアゴニストの培養マイクログリアに対する機能を検討した。培養マイクログリアをエンドトキシンであるLPSで刺激すると、NOやTNF-αが発生することが知られている。培養マイクログリアに100ng/mlのLPSを加え、24時間後に培養液中に放出されたNO2とTNF-αを測定したが、methylcarbamylcholineの投与は影響を及ぼさなかった。次に培養マイクログリアにアデノシンレセプターアゴニストであるCl-adenosineを投与すると12時間後に細胞質内の断片化DNAが出現するが、methylcarbamylcholineを更に加えるとmethylcarbamylcholineの濃度に依存して、Cl-adenosineにより引き起こされるアポトーシスガ増強された。今後の研究としては更にmRNAレベルでのサイトカイン合成に対するアデノシンの影響を調べていきたい。

報告書

(3件)
  • 2000 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1999 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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