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実験的小腸移植におけるグラフト関連リンパ組織の解析―免疫抑制剤下FK506/FTY720の免疫抑制効果

研究課題

研究課題/領域番号 11671770
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 小児外科学
研究機関大阪大学

研究代表者

高木 洋治  大阪大学, 医学部, 教授 (40154760)

研究分担者 岡田 正  大阪大学, 医学部, 教授 (40028569)
研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2000年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1999年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワード小腸移植 / FTY720 / グラフト浸潤細胞 / リンパ球サブセット / フローサイトメトリー / 動物モデル / 免疫抑制剤(FK506 FTY720) / 粘膜固有層 / 腸管関連リンパ球 / 移植片浸潤リンパ球
研究概要

FTY720を用い移植片の生着が困難な小腸移植におけるグラフト浸潤細胞に着目し、移植片局所免疫応答の解析をリンパ球分布動態から検討した実験である。
同種異系雄性ラット間,(DA→LEW)の移植片を摘出し、パイエル板、腸間膜リンパ節、小腸上皮、粘膜固有層からリンパ球を採取した後に表面抗原を標識しフローサイトメトリーで解析した。FTY720投与群(1mg/kg/dayx 5days)では拒絶例と比し、組織学的に拒絶反応を認めず、血中リンパ球は低値であった。またリンパ球サブセツトは拒絶例に比し(1)IEL、LPLでCD4+細胞が高値であった(2)PP、MLN、IEL、LPLでCD8+細胞が低値であった(3)PP、LPLでIL-2レセプターが低値であった(4)B細胞はPPで高値、MLN、LPLで低値であった、という特徴が明らかになった。
すなわちFTY720は細胞障害性リンパ球の浸潤抑制、IL-2レセプターの発現率の低下が免疫抑制の主体であることを示唆するものと考えられた。

報告書

(3件)
  • 2001 研究成果報告書概要
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 木村拓也, 他: "FTY-720を用いたラット小腸移植におけるグラフと浸潤細胞の検討"日本外科学会雑誌. 103. 157 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Camaro T, Nikko H, Hoosegow T, et al.: "Study of graft-infiltrating cells in the rat small bowel allograft using FTY-720"Journal of Japan Surgical Society. 103. 157 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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