研究課題/領域番号 |
11671792
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形成外科学
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研究機関 | 川崎医科大学 |
研究代表者 |
森口 隆彦 川崎医科大学, 医学部, 教授 (10111816)
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研究分担者 |
山本 康弘 川崎医科大学, 医学部, 助手
浜崎 多美子 川崎医科大学, 医学部, 助手 (70299212)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2000年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1999年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | ケロイド / 線維芽細胞 / 細胞増殖因子 / コラゲナーゼ / 創傷治癒 / 細胞増殖 / Fibroblasts / TGF-β / TNF-α / コラーゲン代謝 / 相互作用 |
研究概要 |
創傷治癒過程において、様々な要因により、線維芽細胞などを抑制する条件に異常が生じ、肥厚性瘢痕や、ケロイドが形成されると考えられているが、これらの発生原因や治療法に関しては、今だ不明な点も多い。 ヒト皮膚線維芽細胞に対する細胞増殖因子や、サイトカインなどの影響について現在まで、様々な報告がなされ、ケロイド形成においても細胞増殖因子や、サイトカインなどの関与が報告されてきた。 本研究で著者は,手術時に得られたケロイドおよび周辺正常組織から線維芽細胞を遊出し、Transforming Growth Factor(TGF)-βとTumorNecrosis Factor(TNF)-αとの相互作用について、コラゲナーゼの酵素活性について検討を行った。その結果、ケロイド由来の線維芽細胞においてTNF-α単独刺激ではコラゲナーゼの酵素活性が促進されたのに対し、TNF-αおよびTGF-βの併用によるコラゲナーゼの酵素活性抑制がみられた
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