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歯髄及び骨髄由来未分化間葉系細胞からの象牙芽細胞の誘導

研究課題

研究課題/領域番号 11671803
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 形態系基礎歯科学
研究機関徳島大学

研究代表者

山下 菊治  徳島大学, 歯学部, 助教授 (30182497)

研究分担者 森本 景之  徳島大学, 歯学部, 助手 (30335806)
松本 林  徳島大学, 歯学部, 助手 (90116864)
研究期間 (年度) 1999 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2000年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1999年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード骨髄幹細胞 / 歯髄細胞 / 象牙芽細胞 / 軟骨芽細胞 / 細胞外マトリックス / チタン / アンカー構造 / 骨スライス / デキサメサゾン / オステオカルシン / オステオポンチン / デンチンシアロプロテイン / セラミックス / 象牙質 / アルカリフォスファターゼ / デンチンシアロプロテン / デンチンマトリックプロテイン / II型コラーゲン / MC3T3-E1
研究概要

臓器移植医療に継いで、次世代の先端医療として注目されているのが再生医療である。硬組織の再生、なかでも骨と歯の再生医療を実現させることは歯学部に託された使命と考えられる。そこで、我々は骨と歯の再生を目指して、歯髄や骨髄に存在する未分化幹細胞を骨芽細胞や象牙芽細胞に分化誘導させる研究を行なってきた。歯髄に関しでは、不死化H-2K^b-tsA58マウス由来歯髄細胞がDSPP遺伝子を発現し、アルカリフォスファターゼ活性の上昇と燐酸カルシウムの形成を行なうことから象牙芽細胞様細胞に分化すること、また同時にペレット培養を行なうことにより軟骨組織を形成することから、歯髄中に多分化能を有する幹細胞が存在することを証明した。さらに、培養細胞が産生する細胞外マトリックスが細胞誘導に有効であることから、骨スライスやチタン上で骨芽細胞MC3T3-E1細胞を培養し、細胞外マトリックスの形成機構について研究を行なった。その結果、チタンと培養骨芽細胞の間に細胞外マトリックスが形成される過程を明らかにした。また、この細胞外マトリックスから細胞を剥離する技術をみいだし、細胞外マトリックス結合生体融和材料を開発することに成功した。現在この細胞外マトリックスを結合させたチタンプレートを用いて、骨髄幹細胞から骨芽細胞を誘導する研究を行なっている。本研究成果報告書ではこれらの研究成果を以下の5つの論文にまとめて詳細に報告する。
第1章 生体融和材料から組織再生工学-細胞にやさしい生体融和材料-
第2章 A dental pulp cell has multi-potential for differentiation to odontoblast and chondroblast
第3章 The role and fate of MC3T3-E1 cell cultured on bone slice
第4章 Collagen fiber formation in extracellular matrix starts as a spherical body
第5章 Intact extracellular matrix for use as biomaterial and in tissue engineering

報告書

(4件)
  • 2001 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 山下菊治: "生体融和材料から組織再生工学-細胞にやさしい生体融和材料-"材料開発ジャーナル バウンダリー. 16(3). 7-12 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Kikuji Yamashita: "Bio-integrated materials and tissue engineering-Bio-integrated material tender to cell-"Material Development Journal Boundary. 16 (3). 7-12 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 山下菊治: "生体融和材料から組織再生工学-細胞にやさしい生体融和材料-"材料開発ジャーナル バウンダリー. 16(3). 7-12 (2000)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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