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熱および薬剤によって変性させたsyngeneic serumの抗原性

研究課題

研究課題/領域番号 11671916
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 保存治療系歯学
研究機関大阪歯科大学

研究代表者

至田 宗泰  大阪歯科大学, 歯学部, 助手 (10187354)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2000年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1999年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード熱変性 / 薬剤変性 / syngeneic serum / 抗原性
研究概要

この研究は,syngeneic serumが6つの薬剤のおのおのと結合するとき抗原性を持つようになるかどうかを,免疫したBALB/Cマウスの血中特異抗体価の測定をすることにより確認した.そして特異抗体価の上昇が認められた群については,各クラス免疫グロブリンの血中濃度を測定した.今年度の結果は,次のとおりである.
1)6つの変性抗原のうちJ-SS,FC-SSあるいはFG-SS感作抗血清が,ホモロガス抗原に対して著名な抗体価の上昇を示した.すなわちJやFC,FGによる変性でシンジェネイックな血清に免疫原性を与える事ができた.
2)J-SSで免疫したマウスから得た血清中では,IgG1、IgG2a、IgG2bそしてIgEの増加が認められた.IgG1濃度は,コントロールに比べて約27倍に増加していた.そしてIgG2b,IgE,IgG2aの順に増加し,IgEも約9倍に増加していた.
3)FC-SSに対する抗血清中のIgG1濃度は,コントロールに比べて約18倍に増加していた.そしてIgG2a,IgG2bの順に増加したが,IgEは増加しなかった.
4)FG-SSに対する抗血清中のIgG1濃度は,コントロールに比べて約13倍に増加していた.そしてIgG2a,IgG2bの順に増加したが,IgEは増加しなかった.
5)J-SS,FC-SSおよびFG-SSに対する抗血清において,IgG3とIgAの増加は認められなかった.

報告書

(3件)
  • 2000 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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