研究課題/領域番号 |
11672004
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
和嶋 浩一 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (70138105)
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研究分担者 |
田上 亜紀 慶應義塾大学, 医学部, 助手 (30276373)
小飼 英紀 慶應義塾大学, 医学部, 助手 (60205359)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2000年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1999年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 筋痛誘発モデル / 中枢性筋緊張抑制機能 / 抗侵害受容作用 / Exteroceptive Suppression / 温冷感覚閾値 / 低域値機械的刺激感覚閾値 / 筋痛誘発 / 低閾値機械的刺激感覚閾値 / Exteroceptive suppression / 持続かみしめ / 抗侵害受容反応 / 温感感受限界 |
研究概要 |
筋痛誘発モデルの作成:顎関節症の筋痛誘発に関わる要因を探索するための筋痛誘発モデルを検討し、10%MVC30分持続かみしめが顎関節症の筋痛に類似した筋痛を誘発するモデルとして最適であると判断した。 客観的筋痛診査法の検討:圧痛を客観的に計測するための方法として、圧痛を示す圧迫量の絶対値を求める方法、一定圧に対する反応をVASで表現させる方法を検討したが、患者の症状と相関する方法は得られなかった。 中枢性筋緊張抑制機能と筋痛誘発の関連性に関する検討:筋痛誘発モデルにおいて筋痛が誘発された群と誘発されない群の中枢性筋緊張抑制作用の程度を比較検討するため、24時間後の咬筋部VAS値とES2筋活動抑制率との関連をみたところ、ES2筋活動抑制率が低い例で明らかにVASが高い値を示し筋痛が誘発されたことを示し、抑制率が高い例ではVASは低い値を示し、筋痛が誘発されなかったことを示した。また、抑制率と24時間後咬筋部自覚症状VAS値との間に直線性の関連が認められた。 誘発筋痛への抗侵害受容反応の成立状況の検討:温冷刺激装置とモノフィラメント知覚検査器を用いて筋痛誘発の前後に両側咬筋部直上皮膚の温冷感覚閾値および低閾値機械的刺激感覚閾値を計測し比較した。計測した温冷感覚閾値:1)温感感受閾値(WDT),2)温痛感受温度(HPD)、3)温痛耐久限界温度(HPTO)、4)冷感感受閾値(CD))誘発試験前、誘発試験直後、6時間後、24時間後に計測し比較した結果、温冷感覚閾値では冷感感受閾値のみが24時間後に有意な変化(閾値上昇)を示した。また、モノフィラメント知覚検査器により計測した低閾値機械的刺激感覚閾値は誘発試験直後に有意な変化(閾値上昇)を示した。冷感感受閾値と低閾値機械的刺激感覚閾値の変化はかみしめ側だけではなく、反対側にも生じていた。
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