研究課題/領域番号 |
11672009
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 東京歯科大学 |
研究代表者 |
鶴木 隆 東京歯科大学, 歯学部, 助教授 (20045529)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 下顎枝矢状分割法 / 全上下顎同時移動術 / 術式による安定性比較 / 長期予後 / 術後の顎位安定性 / 側面頭部X線規格写真 / 後戻り / 下顎前突症 / 上下顎移動術 / 顎矯正手術 |
研究概要 |
下顎前突症において、軽度〜中等度の上顎後退を合併する患者の数は多い。手術には下顎枝矢状分割法による下顎後退術単独(one jaw surgery)、あるいはLe Fort I型骨切り術による上顎前方移動を併用する場合(two jaw surgery)とがある。その選択の要因には、歯・骨格の変異度、機能的問題、顔貌の美的評価、手術侵襲、術者/患者の選択などがあり、適切な判断が必要とされる。これらの要因を考慮して治療されたone jaw群とtwo jaw群の長期顎位安定性について比較を行った。 one jaw群13例、two jaw群12例について、術前(T1)、術直後(T2)、術後1年(T3)、術後2年以上経過(T4)の各々の時期の側面頭部X線規格写真を分析した。 (結果)術前形態では、two jaw群がone jaw群より形態変異が有意に大きかった。手術変化では、B点の後方移動量はone jaw群:8.67mm、two jaw群:6.19mm(上顎前方移動量はANSで1.73mm、合計7.92mm)であり、one jaw群で有意に大きかった。長期変化で後戻り率をみるとSNBではone jaw群:11.6%、two jaw群:4.1%(SNAでは9.1%)であった。有意差がみられたのは、各群間でone jaw群のB点とover jet、two jaw群でover jetであった。両群間ではB点、U1、L1であった。 (考察)術前形態はtwo jaw群の方が変異が大であった。B点でみるとone jaw群は手術移動量が大きく、また後戻り量も大きかった。しかし上顎の手術移動量を合算するとone jaw群とtwo jaw群で後戻りに差異はないと思われた。
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