研究課題/領域番号 |
11672052
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
矯正・小児・社会系歯学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
稲井 裕子 九州大学, 歯学研究院, 助手 (00193540)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2000年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1999年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 集団歯科検診 / プローブ / 菌の伝播 / ポケットプローブ / 歯周病細菌 |
研究概要 |
今回の結果から、Normalプローブは他のプローブ比べて菌が付着しにくいことがわかった。CPIプローブは先端が球状であること、Universalプローブは目盛りの刻み目が深いことが菌が付着しやすい原因と考えられた。従って、集団歯科検診においてはNormalプローブを使用することが推奨される。集団歯科検診においては、深いポケットを測定した後、他部位を測定する前にプローブを変えるか、あるいはすべてに使い捨てのプローブを使用する等の注意が必要である。また、集団歯科検診で歯周病の検診をする場合には、事前に充分な問診を行い、検診後に治療に行くことが可能であるかどうかを充分に把握する必要がある。特に治療に行くことが不可能な患者については、検査の際に重度の歯周疾患の部位から健康な部位に菌を伝播して、新たに歯周病を惹起することがないように充分留意する必要がある。
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