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迅速な細菌検出のための蛍光顕微鏡画像解析システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 11672226
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 環境系薬学
研究機関大阪大学

研究代表者

谷 佳津治  大阪大学, 薬学研究科, 講師 (50217113)

研究分担者 那須 正夫  大阪大学, 薬学研究科, 教授 (90218040)
研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2000年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード画像解析システム / 細菌検出 / 自動化 / 蛍光染色 / 迅速 / 計数 / 簡便 / 安価 / 多重染色法 / 蛍光抗体法 / 蛍光in situハイブリダイゼーション / 活性染色法 / 特定細菌 / FITC / CTC / cy5
研究概要

我々は,感染症流行の予防や医薬品や食品の製造過程における微生物学的な安全管理を目的として,微生物を迅速かつ簡便に検出するシステムを構築した.まず蛍光顕微鏡下で細菌数を測定する直接計数法や特定細菌を検出するための蛍光抗体法および遺伝子型に基づいて検出する蛍光insituハイブリダイゼーション法の最適化を行った.また生理活性を有する細菌の検出にはCTC-DAPI二重染色法を用いた.
大腸菌O157をモデル微生物をし,CTC染色およびFITC標識した抗体を用いた蛍光抗体法により,生理活性をもつ大腸菌O157を特異的に検出することができた.またCy3標識したオリゴヌクレオチドプロープおよびFITC標識した抗O157抗体を用いることによりO157抗原をもつ大腸菌を特異的に検出することが可能となった.つぎに冷却CCDカメラにより得られる蛍光顕微鏡画像を解析するプログラムの開発を行った.最近の顕微鏡像をコンピュータのディスクにデジタル画像として保存し,スムージング,二次ディファレンシャルフィルタリング,エッジディテクションの一連の処理を行うことで,個々の細菌を自動的に識別することを可能とした.本研究において我々は,蛍光顕微鏡像を解析するためのソフトウエアを開発し,さらに日常的に利用可能とする総合システムとして機能できるようユーザインターフェースを構築した.

報告書

(3件)
  • 2000 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1999 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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