研究課題/領域番号 |
11672289
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態検査学
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
中井 利昭 筑波大学, 臨床医学系, 教授 (30049192)
|
研究分担者 |
竹越 一博 筑波大学, 臨床医学系, 講師 (40261804)
磯部 和正 筑波大学, 臨床医学系, 講師 (10151440)
|
研究期間 (年度) |
1999 – 2001
|
研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
|
配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2001年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2000年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1999年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
|
キーワード | 褐色細胞腫 / 副腎 / PACAP / オルキシン / PNMT / hTERT / tyrosine hydroxylase isoform / 悪性 / hTERTmRNA / PACAPレセプター / 副腎髄質 / オレキシレセプター / AT_2レセプター / TH isoform / アドレナリン合成酵素 / mRNA / コルチゾール / Egr-1 |
研究概要 |
1.内分泌腫瘍(褐色細胞腫)のうちアドレナリン産生タイプのものはアドレナリン産生酵素PNMT遺伝子の発現が亢進していることおよびその機序の一端について明らかにした。 2.脳内のみに限局するとされていたオレキシンレセプターの発現が副腎において強力に発現していること、髄質と皮質においてレセプターが異なり作用も異なることを明らかにした。 3.カテコールアミン合成の律速酵素であるTyrosine hydroxylase (TH) isoformの発現パターンが正常と腫瘍で大きく異なることを明らかにした。 4.テロメラーゼの触媒サブユニットであるhTERT mRNAの発現について検討を行い、内分泌腫瘍の種類によっそは悪性度判定に有用であることを明らかにした。褐色細胞腫においては、感度80%特異度88%と良好であった。 5.神経ペプチドPACAPおよびレセプターの褐色細胞腫における発現について検討を行った。PAC1R, VPAC2Rについては副腎外発生のものではその発現がほとんど認められなかった。PACAP mRNA発現とカテコールアミン合成酵素mRNA (TH, DBH, PNMT)、カテコールアミン(とくにアドレナリン)量間に相関が認められ、PACAP
|