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日本語版SDLRSの開発と看護基礎教育への応用

研究課題

研究課題/領域番号 11672317
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 基礎・地域看護学
研究機関旭川医科大学

研究代表者

阿部 典子  旭川医科大学, 医学部, 助教授 (10259070)

研究分担者 升田 由美子  旭川医科大学, 医学部, 助手 (50281902)
阿部 修子  旭川医科大学, 医学部, 助手 (40281901)
松浦 和代  旭川医科大学, 医学部, 助教授 (10161928)
良村 貞子  旭川医科大学, 医学部, 教授 (10182817)
神成 陽子  旭川医科大学, 医学部, 助手 (10292129)
研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2000年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1999年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード自己方向付け学習 / SDLRS / 日本語版SDLRS / 大学生 / 看護学生 / 学習レディネス / 看護基礎教育
研究概要

本研究の目的は、看護学生の自己方向付け学習に対するレディネスを評価し得る測定尺度を開発するために、Guglielmino(1977)が開発した一般成人版Self-Directed Learning Readiness Scale(SDLRS)の日本語版を作成することと、その妥当性と信頼性を検討することである。
1999〜2000年に翻訳・反訳とフィールドスタディを行い、日本語版SDLRSを完成した。
2001年1月に、18〜25歳の学生を対象に調査を実施した。測定用具には日本語版SDLRSと一般性セルフ・エフィカシー尺度(GSES)を用いた。北海道の大学6校と看護専修学校6校の2056名に調査用紙を配布し、回収率は87.6%であった。欠損値を除き、1519名を分析対象とした。
対象者の一般特性において、男性332名、女性1187名、平均年齢は20.13(SD1.26)歳、大学生は937名、看護専修学校生は582名であった。大学生の専攻は7専攻に大別された。看護学専攻は323名であった。
日本語版SDLRS平均得点は187.30(SD 23.66)だった。平均点と一般特性とのクロス集計では有意差はみられなかった。しかし、看護系大学生と看護専修学校生の比較においては有意差があり、専門領域が同じでも教育背景の違いにより自己方向付け学習のレディネスは影響を受けることが示唆された。
因子分析の結果においては、日本語版SDLRSには7因子49項目が抽出され、その構成概念妥当性が確認された。また日本語版SDLRS得点とGSES得点には有意な相関がみられ(r=0.460、p<0.01)、日本語版SDLRSの併存妥当性が確認された。日本語版SDLRSの内的整合性は、Cronbachのα係数が0.914であり、優れた信頼性が示された。以上から、日本語版SDLRSは高い信頼性と妥当性をもつことが明らかにされた。

報告書

(3件)
  • 2000 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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