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「ケアリングを促進する人間関係」のシミュレーション型CAI学習教材の開発

研究課題

研究課題/領域番号 11672355
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 基礎・地域看護学
研究機関東海大学

研究代表者

村中 陽子  東海大学, 健康科学部, 教授 (30132195)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード看護教育方法 / CAI / コミュニケーション / シミュレーション / 看護教育 / 人間関係 / ケアリング
研究概要

本研究は、看護学生が臨床看護学実習前に、いつでもどこでも,必要に応じて人間関係技術をトレーニングできるシミュレーション型CAI教材の開発を試みた。その開発過程は次のようである。1)文献レビューにより、専門職ナースに求められるコミュニケーション能力を明らかにした。2)エキスパートナース32名を対象とした面接調査により、現実の"患者と看護婦の人間関係"に関する学習課題を明らかにした。3)文献および調査結果に基づき,トレーニングが必要とされるコミュニケーションの要素を抽出した。4)ケアリングに焦点を当てて、コースアウトラインおよび画面を作成した。
開発したCAIの特徴は次のようである。1.運用システム:シャープシステムプロダクトによるスタディライター、2.学習目標:(1)自分自身の対人関係の傾向を知る、(2)看護場面において人間関係を良好にする言動を知る、(3)看護場面において人間関係を阻害する言動を知る、(4)患者やその家族の状況の変化により、コミュニケーションの方法も変化することを知る。3.学習内容:(1)看護におけるコミュニケーションの意義・目的、(2)コミュニケーションの要素(傾聴、共感、受容、誠実さ、尊重、支持)の意味とそれらが必要な看護場面、(3)対象を理解した言語的コミュニケーションのあり方。4.学習方法:(1)ナースになり、さまざまな場面における問いかけに対して意思決定を行い、コースを進む、(2)サウンドとイラストを取り入れたフィードバックメッセージや、写真を取り入れたリアリティのある看護場面を提示されることにより、学習を進めていく、(3)わからない用語は辞書機能により解説を受けることができる。
本CAI教材は、今後、事例の追加により、いっそう完成度が高まるであろう。

報告書

(3件)
  • 2000 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 根岸茂登美 他: "コミュニケーション技術学習のためのシミュレーション型CAIの開発"第30回日本看護学会抄録集. 6 (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2000 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Mayumi Takahashi et al.: "How to Create Nursing CAI in the Specialized Course/Nursing Seminar in the Baccalaureate Program"Nursing Informatics 2000. 845-846 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2000 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Negishi, M, Koganezawa, T, Maruoka, A, Takahashi, M, Muranaka, Y: "Development of a Computer-Based Simulation Program for learning communication skills"Journal of Japanese Nursing Research, Thirtyth Summary. 6 (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2000 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Takahashi, M, Muranaka, Y Negishi, M, Maruoka, A, Koganezawa, T: "How to Create Nursing CAI in the Specialized Course/Nursing Seminar in the Baccalaureate Program"Nursing Informatics 2000. 845-846 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2000 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Mayumi Takahashi et al.: "How to Create Nursing CAI in the Specialized Course/Nursing Seminar in the Baccalaureate Program"Nursing Informatics 2000. 845-846 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 根岸茂登美,小金澤多門,丸岡明子,高橋まゆみ,村中陽子: "コミュニケーション技術学習のためのシミュレーション型CAIの開発"第30回日本看護学会抄録集-看護教育-. 6 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] M. Takahashi, Y. Muranaka, M. Negishi, A. Maruoka, T. Koganezawa: "How to Create a Nursing CAI in the Specialized Course / Nursing Seminar in Baccalaureate Program"Nursing Informatics. 47. (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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