• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

難病および神経内科系患者の在宅看護の効果を判定するアウトカム指標の開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 11672356
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 基礎・地域看護学
研究機関東京女子医科大学

研究代表者

伊藤 景一  東京女子医科大学, 看護学部, 助教授 (00191883)

研究分担者 渡辺 弘美  東京女子医科大学, 看護学部, 助教授 (70075448)
研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
400千円 (直接経費: 400千円)
2000年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
キーワード質の指標 / 測定尺度 / 因子分析 / プロマックス回転法 / 在宅ケア / 在宅看護 / 神経難病 / アウトカム指標 / 効果判定 / 日常生活動作 / ケアの必要度 / 尺度開発
研究概要

【研究目的】大学病院を生存退院して在宅療養している脳血管障害、および神経難病を中心とした神経内科系疾患患者とその家族に対する、在宅看護の効果判定に活用できるアウトカム指標としての在宅ケア困難度尺度を開発し、その統計学的信頼性と構成概念妥当性を検証することである。また、合わせて本尺度と疾患分類および身体的・手段的日常生活動作からみた障害度、および性差との関連性を検討することが本研究の目的である。
【方法および結果】対象者は上記疾患患者442名である。これまでの研究から、在宅ケアの継続に困難を生じる内容の約400項目を内容分析して、30項目からなる暫定尺度を仮説的に設定した。この尺度を項目検討して25項目に減じて、因子分析のプロマックス回転法にて解析し、5因子からなる尺度を構成した。全項目が0.3以上の因子負荷を示した。第1下位尺度は疾病や障害の対処困難と不安因子、第2下位尺度は介護負担因子、第3下位尺度は運動機能不全因子、第4下位尺度は身体症状発現因子、および第5下位尺度は地域医療・ソーシャルネットワーク阻害因子と、それぞれ命名された。内部信頼性は、0.784から0.908と高く、下位尺度ごとの主因子法による主成分分析におけるθ信頼性係数は、0.788から0.920であった。各下位尺度得点は、ADL/IADLと中等度の相関を示し、第3下位尺度の得点のみが性差を認めた。

報告書

(3件)
  • 2000 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1999 実績報告書

URL: 

公開日: 2000-04-01   更新日: 2021-08-20  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi