研究課題/領域番号 |
11680013
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
体育学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
宮本 俊和 筑波大学, 心身障害学系, 助教授 (40200208)
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研究分担者 |
濱田 淳 筑波大学, 心身障害学系, 講師 (80261767)
向井 直樹 筑波大学, 体育科学系, 講師 (70292539)
永井 純 筑波大学, 体育科学系, 教授 (20015887)
鍋倉 賢治 筑波大学, 体育科学系, 講師 (60237584)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2000年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1999年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
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キーワード | 円皮鍼 / 陸上競技 / 疲労 / 二重盲検法 / 鍼刺激 / コンディショニング / CK / トレーニング / 筋硬度 |
研究概要 |
[目的]円皮鍼が、陸上競技中・長距離選手の合宿中のトレーニングによって起こる疲労に対して好影響を与えることができるか円皮鍼と装丁を同じにした針先のない円皮鍼(プラセボ)を作成して無作為化二重盲検法により検討した。 [対象]大学陸上競技部に所属する中長距離選手で夏合宿に参加し、実験の同意を得た選手を対象とした。第1実験は、円皮鍼群16例とプラセボ群16例に割り付けし無作為化二重盲検法により検討した。第2実験は、円皮鍼群13例と無処置群14例について検討した。 なお、円皮鍼(Pyonex:セイリン製)またはプラセボ鍼は、左右の下腿と大腿部の経穴に貼付し合宿期間中は、貼付したままにした。 [測定項目](1)疲労の自覚的程度(2)練習状況(3)筋硬度(4)立位体前屈(5)POMS(6)クレアチンキナーゼ値を合宿初日の夕方から8日目の朝まで毎日朝・夕の2回測定した。これらのデータを二元配置の分散分析により統計処理した。また、合宿後に(1)鍼治療効果に関する調査(2)鍼の形状に関する調査を行った。 [まとめ]1.自覚的疲労感は、合宿日数が増えるにつれ増強した。円皮鍼群は、無刺激群に比べ疲労感が少なかった。円皮鍼とプラセボ鍼との差はみられなかった。2.練習状態と立位体前屈は、経時的変化の差も治療法の差も見られなかった。3.筋硬度は、測定部位により差がみられた。4.クリアチンキナーゼ値は、合宿前に比べ8日目では高値を示したが、円皮鍼、プラセボ鍼との差はみられなかった。5.合宿後に行った鍼治療効果では、円皮鍼は、プラセボ鍼より効果がみられた。6.鍼の形状に関する調査から二重盲検法が成立していることがわかった。以上のことから、皮内に留置した円皮鍼は、合宿中の自覚的疲労感を軽減させることが示唆された。
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