研究課題/領域番号 |
11680036
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
体育学
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研究機関 | 福岡教育大学 |
研究代表者 |
屋代 正範 福岡教育大学, 第三部保健体育講座, 教授 (50145158)
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研究分担者 |
屋代 彰子 九州女子大学, 家政学部, 教授 (10200487)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2001年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2000年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1999年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | オリーブ油 / 高脂肪食 / 蛋白質食 / 分岐鎖アミノ酸 / 脂質代謝関連酵素 / アドレナリン / インスリン / 運動後 / 体づくり / 蛋白質 / 糖質 / 血清ホルモンレベル / BCAA;分枝鎖アミノ酸 / 内分泌機能 / 血清遊離脂肪酸 / 乳酸 / 組織グリコーゲン |
研究概要 |
1.オリーブ油を脂肪源とした高脂肪食に種類の異なる蛋白質を組み合わせ、摂取させた場合の運動時における糖質および脂質代謝に及ぼす影響について動物を対象として運動時の組織グリコーゲンや脂質代謝関連酵素の動態から検討を行った。肝臓や筋肉のグリコーゲンレベルはグルテンのような質的に劣る蛋白質を摂取した場合には運動後の減少が顕著であるのに対してカゼインや大豆蛋白質とオリーブ油の組み合わせは著明な減少は示さなかった。そのことは脂肪酸酸化酵素であるhydroxyacylCoA dehydrogenaseの活性がそのことを裏付けていた。 2.健常な男子大学生を対象に単価不飽和脂肪酸高含有脂肪であるオリーブ油と分岐鎖アミノ酸を強化した食事の約3ヵ月半にわたる摂取実験を行った。その結果運動時の成長ホルモンやアドレナリンなどの脂肪分解系ホルモンの活性を亢進させ、血中の乳酸レベルの増加を抑制する様子にあるとの研究結果を得た。 3.運動後の蛋白質と糖質を組み合わせた食事の摂取はインスリン分泌への刺激を増幅し栄養素の取り込みの効率を促進し、栄養効果を無駄なく発揮することを通して筋肉づくり、体づくりに影響を与えることを示した。 以上、単価不飽和脂肪酸高含有脂肪と蛋白質の組み合わせならびに分岐鎖アミノ酸との組み合わせは体力・持久力の向上を促すことが動物及びヒトを対象とした研究で示唆された。一方、持久的運動直後の炭水化物と蛋白質の摂取が体づくりのための栄養摂取のあり方に貢献できることをヒトを対象とした研究で明らかにした。
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