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遊離型カテコラミンおよび食質の代謝亢進に及ぼす影響の検討

研究課題

研究課題/領域番号 11680038
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 体育学
研究機関九州大学

研究代表者

大柿 哲朗  九州大学, 健康科学センター, 教授 (20101470)

研究分担者 藤野 武彦  九州大学, 健康科学センター, 教授 (20108773)
斉藤 篤司  九州大学, 大学教育研究センター, 助教授 (90195975)
研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2000年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1999年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード抱合型カテコラミン / 日内変動 / 昼夜逆転 / 高糖質食 / 運動後の酸素摂取量 / EPOC / 食事 / 運動 / 喫煙
研究概要

平成11年度は遊離型と抱合型カテコラミンの日内変動や食餌・運動・喫煙の影響を検討した。その結果、昼夜を逆転させた時の日内変動を明らかにする必要にせまられた。そこで平成12年度は、1)平成11年度の被験者12名の中から6名を選び、昼夜逆転の生活をした時の抱合型と遊離型のカテコラミンの日内変動を検討した。また、2)6名の被験者に高糖質食と通常食を摂取させ、最大酸素摂取量の68%に相当する強度で1時間の運動を実施した後の回復時酸素摂取量を比較した。
平成11年度の研究や2つの先行研究では、夜間1時頃(就寝2時間後)に抱合型カテコラミンのピークが認められた。そしてその原因として、先行研究は、1)睡眠中に脳からの抱合型カテコラミンの動員、2)腎でのクリアランスの低下、3)抱合型の産生の増加を挙げていた。しかし昼夜逆転の生活を行っても、抱合型カテコラミンは夜間1時頃にピークが認められた。したがって、従来の仮説では説明できない結果であり、抱合型にも、遊離型と同様な内分泌学的な日内リズムがある可能性が考えられた。
運動後に数時間にわたって酸素摂取量が亢進(EPOC)していることが明らかになっている。そのEPOCのメカニズムの一つとして、運動後の糖質の再補充のために糖代謝が抑制され、脂質代謝が亢進するためであろう、いうことが仮説化されている。そこで本研究では、食質の違いがEPOCに影響を及ぼすかどうかを検討した。通常食に比較して、高糖質食を摂取した方がEPOCが小さくなること予想された。しかし、EPOCには有意な差を見出すことができなかった。したがって、EPOCの原因として、単に運動後の糖代謝の抑制と脂質代謝の亢進だけでは説明が難しいように思われる。現在、血液生化学的分析結果を会わせて検討をおこなっている。

報告書

(3件)
  • 2000 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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