研究課題/領域番号 |
11680041
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
体育学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
山中 寛 鹿児島大学, 大学院・人文社会科学研究科, 教授 (60182581)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2002年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2001年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2000年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1999年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | 心理ストレスモデル / 学校ストレス / ストレスマネジメント教育 / 中学生 / セルフ・レラクセーション / ペア・レラクセーション / 自己理解 / 他者理解 / 心理社会的ストレスモデル / セルフ・リラクセーション / ペア・リラクセーション / リラクセーション |
研究概要 |
本研究の目的は、ストレスマネジメント教育の継続効果を検討することであった。調査である鹿児島大学教育学部附属中学校で、1999年から2001年までの3年間、漸進性弛緩法やペア・リラクセーションから成るリラクセーション課題を中心とした、「ストレスマネジメント教育」を週1回・20分間、全校で実施してきた。毎年5月、11月に全学年計600名を対象に」心理社会的ストレス過程に沿って「学校ストレス反応調査」を実施してきた。3年間の継続効果を検討するために各学年ごとに3〔'99・'00・'01〕×2〔男・女〕×2(5月・11月)の3要因混合分散分析を実施し、次のような結果を得た。 (1)ストレッサー尺度における「友人関係得点」において、3年生女子の場合、2001年の得点が1999年の得点よりも低かった。つまり、3年生女子では、2001年の方が1999年よりも友人関係をストレッサーと認知する傾向が低くなった。 (2)ストレッサー尺度における「教師との関係得点」において、3年生の場合、2000・2001年の得点が1999年の得点よりも低かった。つまり、3年生では、2000・2001年の方が1999年より教師との人間関係をストレッサーと認知する傾向が低くなった。 (3)ソーシャルサポート尺度における「友人得点」において、3年生の場合、2000・2001年の得点が1999年の得点よりも低かった。つまり、3年生では、2000・2001年の方が1999年よりも友人からのソーシャルサポートを知覚する傾向が高かった。
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