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食事形態の違いからみた食事場面の分析とその心理的側面の検討

研究課題

研究課題/領域番号 11680157
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 食生活
研究機関鈴峯女子短期大学

研究代表者

岡本 洋子  鈴峯女子短期大学, その他部局等, 助教授 (70270022)

研究期間 (年度) 1999 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード食事形態 / 食事場面 / 外食 / 中食 / 内食 / 質問紙法 / 観察法 / 発話
研究概要

本年度は、当該研究期間の最終年度であるので研究課題の総仕上げをするとともに、科学研究費補助金研究成果報告書(冊子体)を作成した。研究成果の概要は下記の通りである。
1)本研究では、18〜20歳の女子学生64名(2人組32組;1999年度13組,2000年度10組,2001年度9組)を被験者として食事形態別の96場面を観察法により調べ、ビデオ収録した。収録したテープを起こし、トランスクリプションを作成した。食事形態別に女子学生2人組の発話内容の相違を比較した結果では、外食場面では、中食場面および内食場面に比べ、「家庭生活の話題」に対して「学校生活の話題」をより多く話すことが示された。食事形態別の単位時間あたりの発話数では、外食場面では中食場面および内食場面に比べ少ない傾向が認められた。すなわち、外食場面では中食および内食場面に比べ発話数が少なく、その発話は学校生活を中心とした話題が選ばれており、やや落ち着かない食事場面であることが推察された。また、女子学生2人組のさまざまな昼食場面の発話内容は、食べ物の属性8.4%、食事関連15.5%、食卓事物3.0%、日常的な家庭生活8.5%、非日常的な家庭生活8.4%、日常的な学校生活29.8%、非日常的な学校生活24.1%であるという結果が得られた。これは、食事の話題26.9%、食事に限定されない一般的話題70.8%であり、女子学生が友人とする食事では、,食事はコミュニケーションの場であることを示唆するものであろう。
2)18〜20歳の女子学生約120名を対象に食事形態の相違に主眼をおいた質問紙法による食事状況調査を実施した。外食、中食、内食によって、食事内容、食事目的、食事中の落ち着き度、食事中のコミュニケーション等に差異が見られた。

報告書

(4件)
  • 2001 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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