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数学科教育法の授業を学校現場と一体化させるための実践的研究

研究課題

研究課題/領域番号 11680171
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 科学教育
研究機関山梨大学 (2000-2001)
弘前大学 (1999)

研究代表者

吉川 行雄  山梨大学, 教育人間科学部, 教授 (50281910)

研究分担者 太田 伸也  弘前大学, 教育学部, 教授 (50322920)
昆 正博  弘前大学, 教育学部, 教授 (70103017)
中村 享史  山梨大学, 教育人間科学部, 助教授 (70303394)
研究期間 (年度) 1999 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2000年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1999年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
キーワード数学科教育法 / 教材開発 / オープンエンドアプローチ / 初等幾何 / 数学的な活動 / 立体模型 / 問題解決学習 / オープンエンドアプロ-チ / 教材研究 / 授業カンファレンス
研究概要

数学教育はいま脱出困難な悪循環に陥っている。堅く窮屈な授業が数学嫌いな生徒を増やし、その生徒が大人になって堅く窮屈な数学観の親になり教師になる。その親や教師から受ける教育で、さらに数学嫌いな生徒が増えていくという悪循環である。この悪循環から脱出するための具体的で効果的な方策は、豊かで柔軟な数学観、授業観を持った教師を一人でも多く育てていくことである。それを実現させるための工夫として、数学科教育法の授業を学校現場と一体化させて教材開発に取り組む試みを実践した結果、次のような知見を得た。
1.数学的な活動が豊かに展開される授業実践を目指すためには、教師に数学的な教養の充実と柔軟に授業を展開する指導技術が要求される。
2.教師あるいは教師を目指す学生が、それらを修得する実際的で効果的な場面づくりは、実際の授業の形式をとってその「生徒」となり「未体験の課題」に取り組む体験を積み重ねることである。
3.この場面での体験は、学習心理・指導法・カリキュラム・背景の数学などの発展的な勉強へのごく自然な契機となる。
4.学生と現職教師とが同席した取り組みが効果的である。
5.もちろん、取り上げる教材の内容が成果を大きく左右する。今回すぐれた新教材をいくつも開発することができたが、その中で次の課題はとくに魅力的で内容が充実していた。
・120円の支払い方は何通りあるか・オープンエンドアプローチによる授業展開例・初等幾何の見直し(ストリー性のある課題構成)・見取り図の数学的背景

報告書

(4件)
  • 2001 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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