研究課題/領域番号 |
11680241
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | メディア教育開発センター |
研究代表者 |
瀬田 智惠子 (瀬田 智恵子) メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (70280542)
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研究分担者 |
伊藤 公雄 大阪大学, 人間科学部, 教授 (00159865)
笹谷 春美 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (00113564)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2001年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2000年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1999年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | SCS(スペース・コラボレーション・システム) / テレビ会議システム / SCS活用阻害要因 / ジェンダー研究 / 女性学コンソーシアム / SCS利用女性学プログラム案 / 実践事例 / 海外事例 / 研修 / SCS(スペース・コラボレーションシステム) / 活用留意点 / ジェンダー / 女性学 / イギリス / ジェンダー研究・女性学教育コンソーシアム / 事例 / トレーニング / スエーデン / 北アイルランド / アイルランド / TALISMAN / スコットランド / パキスタン / 英語プレゼンテーション |
研究概要 |
本研究は、スペース・コラボレーション・システムを活用した「ジェンダーに敏感になる教育」の内容・方法のモデルの試作と、大学連合体(コンソーシアム)による大学院レベルのジェンダー教育の可能性を検討することを目的とした。3年間に、以下の研究を行った。 1 ジェンダー教育におけるSCS利用の意向調査の設計と検討、ジェンダー関連授業担当教員の名簿の収集等 2 ジェンダー関連科目の大学院コースに関してインターネットサーチ、文献による海外事例収集 アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド等の遠隔授業における教材とメディアの活用に注目 3 大学教育におけるテレビ会議システム活用と研修方法の開発 (1)スコットランドTALiSMANプロジェクト作成の事例集及び研修ニーズの分析の結果を基に日本の事例との比較検討 (2)北海道教育大学の「SCS・双方向システム活用の授業推進のためのプロジェクト」、メディア教育開発センター研修事業「テレビ会議システム活用の授業を進めるために」と連動して、活用阻害要因等の情報収集と研修方法の開発 4 テレビ会議システムの活用の実際と活用促進のためのトレーニングの内容と方法に関する訪問調査と意見交換、 (1)イギリス:ロンドン大学ジェンダー研究所、ヨーク大学女性学研究所、グラスゴー大学、ストラスクライド大学、スコットランド高等教育助成委員会、クイーンズ大学、アルスター大学(2)スェーデン:ルンド大学(3)アイルランド共和国:アイルランド遠隔教育センター(ダブリン・シティー・ユニバーシティー)、ダブリン・ユニバーシティ・カレッジ(4)カナダ:ヨーク大学、等 5 SCSを介したジェンダー関連実験講座、授業の実施 (1)「パキスタンにおける女性と教育」:北海道教育大学、大阪大学、メディア教育開発センターの3サイト間のSCSのセミナーの実施。英語で異文化間のジェンダーを学習する際の授業のあり方の手がかりを得た. (2)「社会学」:北海道教育大学札幌校と岩見沢校間をISDNによるテレビ会議システムを介した正規授業を素材に、コース提供の方法と問題等について学生へのアンケート及びインタビュー、教員へのインタビュー等を基に検討した。
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