研究課題/領域番号 |
11680279
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育
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研究機関 | 国際基督教大学 |
研究代表者 |
守屋 靖代 国際基督教大学, 教養学部, 助教授 (50230165)
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研究分担者 |
島崎 美登里 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 助教授 (20235609)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2001年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2000年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1999年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | 日本人の英語発信の特徴 / 英語発信能力向上 / 英語教育材開発 / 英語発信の包括的かつ効果的指導法 / スピーキング / ライティング / 大学英語教育 / 英語教育教材開発 |
研究概要 |
本研究の目的は、スピーキング及びライティングの構成と実際の指導方法の実際を明らかにした上で、そのデータに基づき、大学英語教育における英語発信の効果的な教授法を研究することにある。大きく分けて、データの収集と分類、英文及び和文文献の集大成、教材の実例を含めた最終報告書作成が主たる成果であった。 1 学習者のスピーキングデータの収集 この3年で収集した国際基督教大学および埼玉県立大学の学生達によるライティング、スピーキングのサンプルを系統だてて整理した。特に重きを置いたのは、プレゼンテーションのテープをおこしたものと、同一内容で書いたリサーチペーパーとの比較のために、文レベル、パラグラフレベル、全体構成のレベルに分けて特徴を分析したことである。 2 先行研究資料の収集と分析 ライティングまたはスピーキングを扱い、総合的に英語教育を研究し実践することを示唆する文献を英文、和文に分けて作成し、有用性が認められている指導法や現在議論されている新しい教授法について詳細な情報が得られるリストを、和文文献と英文文献に分けて作成した。 3 発信に重点をおいた英語教育に関する提言 スピーキングとライティング両面から総合的な英語の指導をするにはどうすればいちばん効果があがるか、実際に授業で用いた教材をまとめ、複数のスキルを磨くための提言とした。日本人の英語発信能力向上という社会的要請に応えるためには、学習者が困難を覚える点を把握し、習得の助けとなる教材と個別指導を含む指導が不可欠であり、教える側の不断の努力が求められている。
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