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大学英語教育におけるプレイスメント・テスト実施の現状調査とアイテム・バンクの構築

研究課題

研究課題/領域番号 11680286
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教科教育
研究機関立命館大学

研究代表者

清水 裕子  立命館大学, 経済学部, 助教授 (60216108)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2000年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1999年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワード大学英語教育 / プレイスメント・テスト / テスト開発 / アイテム・バンク / テスティング
研究概要

本研究は、日本の大学英語教育におけるプレイスメント・テスト(以下、PTとする)実施の現状と問題点を把握し、多様な教育環境への応用可能性を考慮したテスト・バッテリーの開発の基盤を作ることにあった。その目的のために、(1)大学英語教育におけるプレイスメント・テスト実施に関する質問紙調査を行い現状と問題点を把握し、(2)PTの実施や独自にテスト開発を行っている大学からの情報収集を行いながら、テスト分析とアイテム・バンクの構築のための調査研究を行った。
(1)における質問紙の回収率は32.5%(616校中200校)であり、その内の48.2%(96校)が統一的な英語テストを実施していた。PTを含めた統一的なテストを実施している所や将来、実施計画を持つ機関が多いことが観察されたが、教育現場美女右京に応じて独自に開発したテストを用いている機関や、独自開発の必要性を感じている機関も多く、PTおよびテスト開発そのものへの関心が高く、カリキュラムや学習者に応じた測定道具の必要性や重要性を示唆する意見が示された。その一方で、テスト開発や結果処理および分析・解釈に関する具体的な手法や理論面での基盤が各機関にできていないという問題があげられた。そこで、(2)において、PTを開発・利用している機関からテスト・バッテリーの開発方法やアイテム・バンクの構築のための情報を提供してもらうとともに、言語テスト研究におけるテスト作成原理やitem specificationの手法についての文献研究を行い、筆者の所属する機関におけるPT開発を一つの例として、アイテム・バンクの構築のための実践例等を示した。これにより、多くの機関にとっても実用的な資料となり得ることを期待する。なお、詳細は「研究成果報告書」にまとめてある。

報告書

(3件)
  • 2000 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1999 実績報告書

URL: 

公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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