研究課題/領域番号 |
11680343
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計算機科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
品川 嘉久 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 講師 (00226135)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2001年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2000年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1999年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 動画像圧縮 / MPEG / 画像マッチング / モーフィング / 動き補償 / 画像伝送 / キーフレーム / 特異点フィルタ / MPHG |
研究概要 |
本研究では、高精度・高圧縮率の動画像圧縮方法を開発している。MPEG-4など、既存の動画像圧縮法は、動き補償の計算を簡易な方法で行なっているため、精度・圧縮率が低かった。今後、インターネットの発展等による通信需要の拡大により、はるかに高精度・高圧縮率の手法が必須となってくる。本手法では、画素ごとの高精度な動き補償および大域的補間を可能にし、数十分の一に圧縮する方法を開発する。また、圧縮結果から、立体動画像生成も行ない、仮想現実感へ応用できる。特異点フィルタを、動画像圧縮に応用するため、本年度は以下のような機能を開発した。 ・動画像の、レイヤー構造を求め、どのレイヤーがどのレイヤーを遮蔽しているかを計算する手法 ・二つのフレームが与えられたとき、一方に写っていて、他方に写っていない領域を検出する手法 これらの機能により、高精度で動き補償を計算し、圧縮率を上げても鮮明な画像を生成できるようになった。
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