研究課題/領域番号 |
11680410
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報システム学(含情報図書館学)
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
李 頡 筑波大学, 電子・情報工学系, 助教授 (50251046)
|
研究分担者 |
亀田 壽夫 (亀田 寿夫) 筑波大学, 電子・情報工学系, 教授 (10011660)
|
研究期間 (年度) |
1999 – 2001
|
研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
|
配分額 *注記 |
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2001年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2000年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1999年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
|
キーワード | モバイルネットワークシステム / マルチメディア / 移動性管理機構 / 分散 / 並列処理 / 動的位置管理法 / 性能評価 / 負荷分散 / データベースアーキテクチャ |
研究概要 |
近年のモバイル通信などの、新しい技術の飛躍的な進歩により、いつでもどこでも使えるマルチメディアモバイルシステムが実現できるようになった。マルチメディアモバイルシステムは従来の情報通信システムより高速的の情報処理及び通信、広範囲にわたる動的な資源共用、などの利点がある。次の世紀の情報通信システムとして、マルチメディアモバイルシステムが強く求められるようになってきた。 マルチメディアモバイルシステムにおける中心的な問題の一つとして、システム内に移動しているユーザー(通話中のユーザーと通話していないユーザー)の位置を追跡し、移動しているユーザー間のマルチメディア移動通信サービスを提供することが挙げられる。このようなサービスを提供する機構は移動性管理機構である。 本研究では、モバイルマルチメディアネットワークにおける移動性管理の特徴と従来の管理方式の問題点を検討し、従来のサービス領域を中心とした静的移動性管理機構に対して、移動しているユーザを中心とする動的移動性管理機構を新たに提案した。また、それらの移動性管理機構を評価するため、モバイルマルチメディアネットワークをモデル化した。その数学的のモデルを用いて新たに提案する方式の有効性を示した。さらに、モバイルマルチメディアシステムの負荷の変化を考慮し、負荷のバランスを考えたモバイルマルチメデイアシシステムにおける最適な位置領域及び位置更新の方針などの移動性管理方針を研究し、最適な移動性管理の機構の開発を目指した。 また、マルチメディアモバイルネットワークシステムは分散/並列コンピュータシステムの発展と見なして、次のステップを展望しながら、その関連の研究も積極的に展開した。
|