研究分担者 |
小山 徹 東京交通短期大学, 教授 (70225598)
田中 恭子 埼玉大学, 経済学部, 助教授 (70272276)
箕輪 徳二 埼玉大学, 経済学部, 教授 (20157580)
藤井 憲男 株式会社ニコンシステム, 第一システム本部, 本部長(研究職)
布施川 秀紀 群馬工業高等専門学校, 助手 (60232550)
安藤 陽 埼玉大学, 経済学部・社会環境設計学科, 教授 (70151199)
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研究概要 |
(1)都市交通ネットワークシステムの空間的配置(広がり具合)と時間的配置(運行間隔)の程度を表現する指標として情報量次元の考え方に基づく「インフラ係数」を定義した. (2)都市交通ネットワークが満たすべき最低限の「インフラ係数」の値を導き,次に,「インフラ係数」の実態を元にして,都市交通ネットワークに備わった『基礎的集客能力』の計算式を導いた. (3)新規に構想されたLRTネットワークを対象として,「インフラ係数」と『基礎的集客能力』を計算し,これらを元に利用者数,収益等を算出し,検討した. (4)以上により,都市交通ネットワークの空間的配置,時間的配置を想定すれば期待される「集客能力」が推定でき,利用者数の予測が可能となった.また,これにより,望ましい路線配置形状と列車運行間隔の目安を与えることが可能となった.
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