研究課題/領域番号 |
11680536
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 立正大学 |
研究代表者 |
杉本 真太郎 立正大学, 地球環境科学部, 助教授 (80247436)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2000年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1999年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 地球環境問題 / リモートセンシング / 地理情報システム / エネルギー問題 / 水資源 / 人間活動 |
研究概要 |
本研究は、申請者がこれまでに構築してきた「人間活動によるエネルギー・バイオマス(食料・森林)消費活動が土地利用を介して地球環境に与える影響評価モデル」に、水資源消費による影響評価が可能なモデルに発展させることを目的とするものである。研究内容を以下に示す。 1)地球環境に関するデータベースシステムの更新 申請者がこれまでに構築してきた地球環境に関するデータベースに、水資源消費活動評価用として、新たに、降雨量、蒸発散量、作物必要水深、生活必要水資源量、工業必要水資源量、農業必要水資源量分布図を作成した。 2)非線形最適化法によるエネルギー・バイオマス・水資源消費活動評価モデルの構築(2) 申請者がこれまでに構築してきた「人間活動によるエネルギー・バイオマス(食料・森林)消費活動が土地利用を介して地球環境に与える影響評価モデル」は、システムダイナミック法により記述され、世界をOECD、非OECDに分け、それらの地域特性の影響評価が可能になっている。これをGAMS(General Algebraic Modeling System)により、非線形最適化モデルで記述し直し、メッシュ単位で地域特性の評価可能なモデルに更新するためのテストランを行なった。しかしながら収束条件が満足されない上、結果が思わしくなく、モデル構築のみに終わり今後の課題を残した。 3)人間活動による水資源需給バランスの評価 使用モデルとして、システムダイナミックスモデルを用いたエネルギー・バイオマス(食料・森林)消費、水資源消費活動の評価モデルを使用し、1)のデータベースを利用して人間活動による水資源需給バランスの評価を行った。その結果、OECD国家より、非OECD国家において、水資源の影響が、土地利用を介して、食物生産量に及ぼす影響評価が顕著であることを明らかにした。
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