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新しい作用点の微生物由来プロテアソーム阻害剤の探索

研究課題

研究課題/領域番号 11680597
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 生物有機科学
研究機関(社)北里研究所

研究代表者

田畠 典子  北里研究所, 研究員 (60260080)

研究期間 (年度) 1999 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
キーワードプロテアソーム阻害剤 / 微生物代謝産物 / プロテアソーム / 阻害剤 / PGPH
研究概要

微生物由来のプロテアソーム阻害剤として土壌分離糸状菌FO-8840株の培養液より12成分の活性物質を単離精製した。4Lの培養液より得られた粗物質2.66gを出発原料にODSゲルカラムクロマトグラフィー、Sephadex LH-20、逆相系分取HPLCで精製し12成分のFO-8840-A(0.29mg),B(0.11mg),C(0.11mg),D(0.10mg),E(0.61mg),F(0.99mg),G(17.8mg),H(0.53mg),I(0.10mg),J(0.04mg),K(0.22mg),L(19.2mg)を単離した。プロテアソームの加水分解活性はウシ赤血球より部分精製した20Sプロテアソームを酵素源とし、蛍光発色団を有する人工基質(キモトリプシン様活性基質)を用い、37℃10分間反応させ切り出されたAMCを96穴蛍光マイクロプレートリーダーで測定し、酵素活性とした。これらのプロテアソーム活性に対するIC_<50>値(μg/ml)はA(0.95),B(0.17),C(0.19),D(<0.05),E(1.1),F(6.2),G(45),H(7.3),I(1.3),J(0.62),K(6.0),L(>50)と測定された。特にD成分は非常に強力な阻害活性を示すことが分かった。現在各種NMRならびに各種機器分析を行ない構造解析中である。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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