研究課題/領域番号 |
11680694
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
細胞生物学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
杉山 伸 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 助手 (00270984)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2001年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2000年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | ショウジョウバエ / 出芽酵母 / 細胞周期 |
研究概要 |
ショウジョウバエで成長阻害や細胞周期停止などの表現型を示す突然変異の原因遺伝子GCC(Growth & Cell Cycle affected)、およびそれと相同性の高い約150アミノ酸の領域を共有する出芽酵母の4つの遺伝子の解析を進めてきた。これらは全く新規の蛋白質をコードし、その生化学的機能は不明である。GCCと最も相同性の高い、酵母GCC-A遺伝子を破壊したところ、G1期で細胞周期が停止したことから、この遺伝子群の細胞周期に関連した機能が進化的に保存されていることが示唆されている。また、GCC-A温度感受性変異株はアクチン重合阻害剤であるLatrunculin-Aに対する耐性を示し、標識配列を付加した遺伝子産物は細胞質中の構造に局在する。本研究ではGCC-Aの生化学的な機能を推定し、これらの性質と変異表現型を説明する目的で遺伝的相互作用する因子の同定をおこなった。
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