研究課題/領域番号 |
11691026
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
文化人類学(含民族学・民俗学)
|
研究機関 | 淑徳大学 |
研究代表者 |
大橋 久利 淑徳大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (70213832)
|
研究分担者 |
天川 直子 淑徳大学, アジア経済研究所, 研究員
中西 裕二 福岡大学, 人文学部, 教授 (50237327)
三上 直光 慶応義塾大学, 言語文化研究所, 助教授 (90165978)
萩原 修子 熊本学園大学, 商学部, 専任講師 (60310033)
MIYATA Takashi Kansai University, Faculty of Engineering, Associate Professor (50239414)
BANDO Kiyoshi Kansai University, Faculty of Engineering, Professor (70156545)
URAGAMI Tadashi Kansai University, faculty of Engineering, Professor (80067701)
SAKURAI Atsushi Kansai University, Faculty of Engineering, Lecturer (50162334)
高田 洋子 敬愛大学, 国際学部, 助教授 (50154795)
|
研究期間 (年度) |
1999 – 2000
|
研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
|
配分額 *注記 |
16,100千円 (直接経費: 16,100千円)
2000年度: 7,900千円 (直接経費: 7,900千円)
1999年度: 8,200千円 (直接経費: 8,200千円)
|
キーワード | クメール・クロム / カンボジア / ベトナム / 小数民族 / メコン・デルタ / 上座仏教 / 東南アジア / 少数民族 / チャビン / インドシナ / 上座部仏教 |
研究概要 |
本総合調査研究の統一テーマは古くからメコン・デルタ地帯(現在ベトナム領)に住みついているカンボジア系小数民族・クメール・クロム(人口90万人)の文化、社会にわたる総合研究であった。クメール・クロムはインド文化圏の最端に住む民族であり、その地域を領土とするベトナム族は中国文化の影響を強く受けた、いわば中国文化圏南端の民族である。したがって両文化圏のはざまにあるクメール・クロムの研究は両文化圏の比較研究でもあった。本研究は日本人研究者6人、ベトナム研究者4人、カンボジア出身研究者1人の3か国11人による規模で実施された。クメール・クロム研究がこれほど大がかりに、しかも3か国研究者の合同で実施されたのは世界でも初めてと考える。 調査の対象となったのは最も純粋なクメール・クロム村であるチャビン省ニーチョン村で、第1年度はここで全員が集中調査を行ない、ついで第二年度ではそれぞれの分野で関係の強い他省のクメール・クロム村に分散して研究、比較を進めた。 研究たちの研究分野は上座仏教、政治運動、方言、農村機構、社会組織、文化形態、農耕方法などである。 今次研究成果は日本語、英語、ベトナム語の3研究書として数年中に刊行する予定である。
|