研究課題/領域番号 |
11691049
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
考古学(含先史学)
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研究機関 | 国際日本文化研究センター |
研究代表者 |
赤澤 威 国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (70013753)
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研究分担者 |
米田 穣 独立行政法人・国立環境研究所, 研究員 (30280712)
近藤 修 東京大学, 大学院・理学系研究科, 講師 (40244347)
石田 肇 琉球大学, 医学部, 教授 (70145225)
鵜澤 和宏 東亜大学, 総合人間・文化学部, 助教授 (60341252)
宝来 聡 総合研究大学院大学, 先導科学研究科, 教授 (40126157)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
48,410千円 (直接経費: 44,000千円、間接経費: 4,410千円)
2001年度: 19,110千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 4,410千円)
2000年度: 14,200千円 (直接経費: 14,200千円)
1999年度: 15,100千円 (直接経費: 15,100千円)
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キーワード | シリア / デデリエ洞窟 / 西アジア / ネアンデルタール / ムステリアン / 旧石器時代 / 化石人骨 / 進化 / 子供 |
研究概要 |
2001年度調査の主たる目的は第1号埋葬人骨を伴った第11層の発掘であったが。予定した調査の最終段階において、人骨の一部が現われ、精査の結果それが頭骨の部であることが判明し、堆積状況からして第1号・第2号人骨と同様の状態で埋葬されているネアンデルタールである可能性が極めて高いと判断された。当人骨の発掘は緊急を要し、それは、さらに、次のような研究意義がある。 ○ネアンデルタールの埋葬 ネアンデルタールが始めたといわれる意図的埋葬という風習、実はいまだに論争の絶えない人類史上の謎の一つである。第1号・第2号埋葬人骨ともに意図的な埋葬を窺わせる状況で発見されたが、確証はない。例えば掘り込みや副葬品といった証拠である新資料の発掘を通して、当該課題をさらに詳細に検討できる。 ○ネアンデルタールのDNA分析 ドイツ・マックスプランク研究所(Max Planck Institute for Evolutionary Anthropology)等との共同研究でもってネアンデルタール人骨のDNA分析を行い、ネアンデルタールと現世人類との遺伝的関係を検討できる。 ○生存年代の測定 発掘する地層年代を測定し、デデリエ・ネアンデルタールの生存年代を推定する。 ○ネアンデルタール人骨の三次元復先 化石人骨通常、断片化した状態で発見される。多数の骨格部位が残る良好な人骨ではそれに応じた多数の骨片が見つかることになる。それを接合・補完し原形に復することは従来の経験的な方法では不可能である。そこで新資料のCT測定データでもってコンピュータ三次元画像を生成し、より正確・精密な立体復元を行う。
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