研究課題/領域番号 |
11691060
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
松里 公孝 北海道大学, スラブ研究センター, 教授 (20240640)
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研究分担者 |
宇山 智彦 北海道大学, スラブ研究センター, 助教授 (40281852)
家田 修 北海道大学, スラブ研究センター, 教授 (20184369)
小森田 秋夫 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (30103906)
石田 信一 跡見学園大学, 文学部, 教授 (80282284)
仙石 学 西南学院大学, 法学部, 助教授 (30289508)
下斗米 伸夫 法政大学, 法学部, 教授 (80112986)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
11,200千円 (直接経費: 11,200千円)
2001年度: 3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2000年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
1999年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
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キーワード | リージョン / 地方自治 / 脱共産主義諸国 / 連邦制 / エリート / 政党制 / 投票地理 / マシーン政治 / グローバル化 / 脱共産主義 / 旧社会主義国 / リージョナリズム / リージョン政治 / アイデンティティ / ロシア・旧ソ連 / 東欧 |
研究概要 |
脱共産主義諸国をできるだけカバーすることを目指した本基盤研究は、従来から相対的によく知られていたロシア諸州、東中欧諸国、ウクライナ、クロアチアへの認識をさらに深化させるとともに、従来、地方政治はおろか中央政治の実態もよく知られていなかったロシアのヴォルガ地域の民族共和国、タジキスタン、クルグズスタン、リトアニア、ベラルーシについても一定の成果を上げ、今後の研究の橋頭堡を作った。 本基盤研究は、地域政治を、制度改革、エリート、政党制、投票地理の4分野にわたって全面的に分析することを目指した。その結果、学際研究としての地域学の鍵となるリージョン・アイデンティティーの概念、当該国の中位エリートの強さに規定された地方制度改革の分化、地域政治学を伝統的な国家政治学と統合する「政治間関係」の概念、国際関係の主体としてのリージョン、特に「ゲイトウェイ・リージョン」への注目、選挙・投票地理を選挙民=客体要因からではなくエリート=票の動員者の側から分析する視覚など、様々な概念的・方法的提案を行った。
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