• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

アジアのろうあ者事情に関する調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 11691072
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分海外学術
研究分野 社会学(含社会福祉関係)
研究機関豊橋技術科学大学

研究代表者

加藤 三保子  豊橋技術科学大学, 語学センター, 助教授 (30194856)

研究分担者 小林 昌之  アジア経済研究所, 経済協力研究部, 研究員
石沢 春彦  日本手話研究会, 外国手話研究部, 研究員
安藤 豊喜  日本手話研究所, 所長
本名 信行  青山学院大学, 国際政治経済学部, 教授 (20079453)
土谷 道子  日本手話研究所, 外国手話研究部, 研究員
高田 英一  日本手話研究所, 外国手話研究部, 研究員
研究期間 (年度) 1999 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
2001年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2000年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1999年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード韓国手話 / 中国手話 / 障害者福祉 / 聴覚障害児教育 / 手話通訳 / ろう者の情報保障 / 情報保障
研究概要

本研究では,アジアにおける手話言語とろう者をめぐる諸問題を研究することを目的とし,韓国と中国で次の項目について現地調査を実施した;1.障害者に関する福祉制度,2.ろう者社会(ろう者団体の活動,雇用状況等),3.聴覚障害児教育,4.ろう者に対する情報保障5.韓国および中国手話のビデオ収録。
韓国のろう者福祉は近年非常な勢いで発展している。それは、社団法人韓国聾唖人協会の活動が活発化したことによる。彼らの活動は日本をモデルにしていると言われるが、日本よりすすんだ点も多く、ろう者は積極的に社会参加をしている。また、特に1999年から2003年を特殊教育5ヶ年と定め、障害者が教育を受ける権利を保障すること、教育の質を高めること、支援体制と学習環境を整えること、という3つの目標を掲げて障害者教育の充実をはかっている。
中国では改革解放以来,障害者に関する法の整備もすすみ,中国のろう者の生活環境は着実に好転しているが手話通訳制度はまだ充分に整っておらず特に手話通訳者の養成事業の充実が今後の大きな課題となっている。広大な国土と膨大な人口を抱える中国には2千万人もの聴覚障害者がいるといわれ,使われている手話の地域差も大きい。したがって,標準手話を確定する困難さは日本や韓国とは比較にならない。しかし,1958年以降、各地で手話の調査が開始され、標準手話の確定に向けて研究が積み重ねられている。1990年と1994年には『中国手語』を発行し,全土に標準手話を普及させる努力がなされている。今回の研究では韓国と中国の事情を調査するに限られたが,今後はさらに調査対象国を拡大して研究を継続し,得られた成果をまとめてアジア各国の手話事情事典を編集したい。将来はその英語版も作成し、アジアのろう社会と手話に関する情報を各国に広く紹介したい。

報告書

(4件)
  • 2001 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (40件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (40件)

  • [文献書誌] 安藤 豊喜: "現代中国のろう者"手話コミュニケーション研究. 37. 2-5 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 加藤三保子, 本名 信行: "韓国における手話の地位と役割"手話コミュニケーション研究. 33. 3-7 (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 加藤三保子: "中国におけるろう教育と手話"手話コミュニケーション研究. 37. 6-12 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 小林 昌之: "韓国の新・障碍人福祉法と障害者雇用"手話コミュニケーション研究. 33. 8-17 (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 小林 昌之: "中国障害者保障法の形成と発展"手話コミュニケーション研究. 37. 33-39 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 土谷 道子: "韓国聾唖人協会の組織活動と手話通訳制"手話コミュニケーション研究. 33. 18-23 (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 土谷 道子: "中国のろう者の組織,生活と雇用について"手話コミュニケーション研究. 37. 13-17 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 宮本 一郎: "韓国手話の収録調査について(上)"手話コミュニケーション研究. 33. 24-27 (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 宮本 一郎: "韓国手話の収録調査について(下)"手話コミュニケーション研究. 34. 49-56 (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 宮本 一郎: "中国での手話の収録調査について"手話コミュニケーション研究. 37. 18-25 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 石沢 春彦, 坪井美津子: "韓国現地調査で収集した資料"手話コミュニケーション研究. 33. 28-31 (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 石沢 春彦: "中国の手話通訳者〜中国の手話通訳の理念と実際〜"手話コミュニケーション研究. 37. 26-32 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 高田 英一: "韓国のろう者"手話コミュニケーション研究. 33. 39-41 (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Toyoki Ando: "Deaf People in Contemporary China"Sign Language Communication Studies. No. 37. 2-5 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Haruhiko Ishizawa: "The Situation of the Sign Language Interpreters in China"Sign Language Communication Studies. No.37. 26-32 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Mihoko Kato: "Deaf Education in China and Chinese Sign Language"Sign Language Communication Studies. No.37. 6-12 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Masayuki Kobayashi: "Chinese Law on the Protection of Disabled Persons"Sign Language Communication Studies. No.37. 33-39 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Ichiro Miyamoto: "Research on Chinese Sign Language"Sign Language Communication Studies. No.37. 18-25 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Michiko Tsuchiya: "The Organization, Employment Prospects and Other Issues Concerning Deaf people in China"Sign Language Communication Studies. No.37. 13-17 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Haruhiko Ishizawa, Mitsuko Hirai: "Research Materials Collected in Korea"Sign Language Communication Studies. No.33. 28-31 (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Mihoko Kato, Nobuyuki Honna: "Sign Language in Korea: Its Social Status and Role"Sign Language Communication Studies. No.33. 3-7 (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Masayuki Kobayashi: "The "New" Disabled Persons Welfare Law in South Korea"Sign Language Communication Studies. No.33. 8-17 (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Ichiro Miyamoto: "Research on Korean Sign Language (Part 1)"Sign Language Communication Studies. No.33. 24-27 (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Ichiro Miyamoto: "On Research of Korean Sign Language (Part 2)"Sign Language Communication Studies. No. 34. 49-56 (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Eiichi Takada: "Deaf Friends in Korea"Sign Language Communication Studies. No.33. 39-41 (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Michiko Tsuchiya: "KAD and the Organization of Sign Language Interpreter in Korea"Sign Language Communication Studies. No.33. 18-23 (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 加藤三保子: "韓国における手話の地位と役割"手話コミュニケーション研究. 33. 3-7 (1999)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 小林 昌之: "韓国の新・障碍人福祉法と障害者雇用"手話コミュニケーション研究. 33. 8-17 (1999)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 土谷 道子: "韓国聾唖人協会の組織活動と手話通訳制度"手話コミュニケーション研究. 33. 18-23 (1999)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 宮本 一郎: "韓国手話の収録調査について(上)"手話コミュニケーション研究. 33. 24-27 (1999)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 石沢 春彦: "韓国現地調査で収集した資料"手話コミュニケーション研究. 33. 28-31 (1999)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 高田 英一: "韓国のろう者"手話コミュニケーション研究. 33. 39-41 (1999)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 宮本 一郎: "韓国手話の収録調査について(下)"手話コミュニケーション研究. 34. 49-56 (1999)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 安藤 豊喜: "現代中国のろう者"手話コミュニケーション研究. 37. 2-5 (2000)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 加藤三保子: "中国におけるろう教育と手話"手話コミュニケーション研究. 37. 6-12 (2000)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 土谷 道子: "中国のろう者の組織,生活と雇用について"手話コミュニケーション研究. 37. 13-17 (2000)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 宮本 一郎: "中国での手話の収録調査について"手話コミュニケーション研究. 37. 18-25 (2000)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 石沢 春彦: "中国の手話通訳者〜中国の手話通訳の理念と実際〜"手話コミュニケーション研究. 37. 26-32 (2000)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 小林 昌之: "中国障害者保障法の形成と発展"手話コミュニケーション研究. 37. 33-39 (2000)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 加藤三保子: "中国のろう者と手話"手話コミュニケーション研究. 37号(未定). (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

URL: 

公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi