研究課題/領域番号 |
11691108
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
広領域
|
研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
遠藤 保子 (松田 保子) 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (10185168)
|
研究分担者 |
川口 晋一 立命館大学, 産業社会学部, 助教授 (40268149)
山下 高行 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (00200684)
仲間 裕子 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (70268150)
松田 博 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (20165830)
|
研究期間 (年度) |
1999 – 2000
|
研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
|
配分額 *注記 |
6,100千円 (直接経費: 6,100千円)
2000年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
1999年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
|
キーワード | 総合芸術 / マルチメディア時代 / ファカルティディベロップメント / 美術館 / アートマネージメント / カリキュラム / マルチメディア / FD研究 / インターンシップ / アート / FD教育 / デジタルアーカイブ / コミュニティ |
研究概要 |
本年度は、研究会を開催しながら、これまで調査を行ってきた国内外の大学や芸術関連施設で収集した資料、および聞き取り調査のデータを分析・検討を行い、かかわりのある論文や著書を読みあわせ多面的に考察した。その研究成果の一部が、別添の『マルチメディア時代に対応した総合芸術のファカルティ・ディベロップメント研究』という報告書になった。 報告書の主な内容は、次のような内容からなっている:1、アメリカの大学で開講されているアートマネージメント科目を検討し、基本的なカリキュラム編成の考え方をとらえたうえで、京都市の芸術関連施設の現状を視野に入れ、日本の大学におけるアートマネージメント教育カリキュラムの基本的な考え方を明確にし、授業のカリキュラムモデルを試論的に提示した。2、メディア時代ともいわれている今日の社会における美術館のありようを、リンツやカールスルーエで調査したメディアアート美術館を比較検討しながら考察を加えた。3、研究協力者をとおして、横浜トリエンナーレ2001におけるスクール・プログラムで、ボランティアスタッフとして実践活動を行い美術館と教育について深化した検討を行った。4、交流型美術館の可能性を福岡アジア美術館に求めて5、コンテンポラリーアートでは注目されている、フランスの国立コンテンポラリーアートのスタジオにおける現状と課題を簡潔にまとめ、日本のコンテンポラリーアートとの比較をする指針を探った。 このように芸術と社会にかかわりさまざまな観点から論考をまとめたものである。
|