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ライフサイクルコストの低減を考えた社会基盤整備の信頼性工学的手法に関する学術調査

研究課題

研究課題/領域番号 11691159
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 構造工学・地震工学
研究機関阿南工業高等専門学校

研究代表者

松保 重之  阿南工業高等専門学校, 建設システム工学科, 助教授 (90157347)

研究分担者 高田 毅士  東京大学, 工学部, 助教授 (10302762)
研究期間 (年度) 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
1999年度: 4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
キーワードライフサイクルコスト / 社会基盤整備 / 信頼性工学的手法 / 最適化手法 / 国際学術調査
研究概要

米国土木学会で中心的役割を果たし,また同学会・最適構造設計部門委員会の前委員長である米国University of Colorado at BoulderのProf.Dan M.Frangopolを訪問し,ライフサイクルコストの低減を考慮した社会資本整備に関する信頼性工学的手法に関する最新の研究調査を行った。また,これらの学術調査に基づき,本報告のテーマに関連した研究を実施した。
土木構造物に関する学術調査とそれに基づく研究については,研究代表者の松保重之(阿南工業高等専門学校・助教授)が担当し,建築構造物に関する学術調査とそれに基づく研究については,研究分担者の高田毅士(東京大学大学院工学系研究科・助教授)が担当した。
たとえば,土木構造物に関する学術調査では,信頼性とライフサイクルコストとのバランスを図り,多目的最適化などの手法によって意志決定をするようなタイプの文献が多かった。したがって,信頼性評価法に関するもの,最適化手法に関するもの,あるいは,最適化時の評価法に関するものなども見られた。多目的最適化の方法としては,最近の計算機技術の発展(ハード,ソフトの両面)を背景として遺伝的アルゴリズム(GA)などの人工生命技術を援用したものもあった。また,対象としては,社会基盤整備のみならず供用期間中の維持管理,とりわけ維持管理計画を対象としたもの,実存橋梁構造物を対象としたもの,送電線鉄塔などの特殊構造物を対象としたものなどがあった。本学術調査のテーマに関連した研究では,国際会議などで発表を行い,有益な成果を納めることができた。

報告書

(1件)
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 松保重之: "Information Integration Method and Its Application to Evaluation Problems"Proc. of ICASP 8, A. A. Balkema. Vol. 2. 623-628 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 高田毅士: "On New Treatment of Modeling Uncertainty in the Framework of LRFD"Proc. of ICASP 8, A. A. Balkema. Vol. 2. 959-964 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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