研究課題/領域番号 |
11694013
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
|
研究機関 | 国立教育政策研究所 |
研究代表者 |
山田 兼尚 国立教育政策研究所, 生涯学習政策研究部, 部長 (40000070)
|
研究分担者 |
笹井 宏益 国立教育政策研究所, 生涯学習政策研究部, 総括研究官 (10271701)
山本 慶裕 国立教育政策研究所, 生涯学習政策研究部, 総括研究官 (50135646)
澤野 由紀子 国立教育政策研究所, 生涯学習政策研究部, 総括研究官 (40280515)
永田 佳之 国立教育政策研究所, 同国際研究・協力部, 主任研究官 (20280513)
鬼頭 尚子 国立教育政策研究所, 生徒指導研究センター, 研究員 (00290859)
江原 裕美 帝京大学, 助教授 (40232970)
|
研究期間 (年度) |
1999 – 2000
|
研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
|
配分額 *注記 |
6,700千円 (直接経費: 6,700千円)
2000年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
1999年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
|
キーワード | 生涯学習 / メディア・リテラシー / 情報教育 / 比較教育研究 / メディア |
研究概要 |
本研究では,生涯学習社会への移行過程にある国を対象とし、学校教育及び社会教育を含む生涯学習分野におけるメディア・リテラシー(情報の批判的理解力及び情報発信能力、多様なメディアを学習に活用する能力を含む)の教育・学習活動について各国の事例研究を行うことにより、各国内、国際間で顕著になっている情報格差の是正へ向けたメディアの教育的・国際的な課題を検討し、ユネスコ及び日本の教育政策・プログラムの開発に資することを目的とした。各年度の研究概要は以下の通りである。 (平成11年度) ●共同研究の枠組みを協議するために、ユネスコ教育研究所(在ドイツ、ハンブルグ)の共同研究者2名を東京に招き、国立教育研究所においてワークショップを開催し、国際比較のための調査対象国と各国専門家を選定した。その後も電子メール等を用いて協議しながら国際比較のための指標を定めた。 ●スロベニア、メキシコ、ブラジル、タイ、韓国、中国、シンガポールにおいてメディア・リテラシー教育に関する現地調査を実施するとともに、各国専門家と研究枠組みに関する意見交換を行った。 (平成12年度) ●前年度の現地調査の成果と収集資料をまとめ、9月に研究会を行い、比較分析を行った。 ●11月に開催する国際セミナーで発表するため、日本におけるメディアの利用状況、教育・学習の状況等に関し平成11年度に国立教育研究所が行った調査研究のデータをもとにカントリー・レポートを作成した。 ●ユネスコ教育研究所スタッフ2名ならびにスロベニア、ハンガリー、南アフリカ、ブラジル、メキシコ、韓国、タイ、中国のメディア教育の専門家各1名の計10名を日本に招き、11月9〜11日に、国立教育研究所において「情報化時代における生涯学習に関する国際セミナー」を開催した。 ●上記国際セミナーの成果を踏まえて、最終報告書を作成した。
|