研究課題/領域番号 |
11694017
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化人類学(含民族学・民俗学)
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研究機関 | 国立民族学博物館 |
研究代表者 |
西尾 哲夫 国立民族学博物館, 民族文化研究部, 助教授 (90221473)
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研究分担者 |
竹田 新 大阪外国語大学, 外国語学部, 教授 (50116141)
野林 厚志 国立民族学博物館, 民族学研究開発センター, 助手 (10290925)
笹原 亮二 国立民族学博物館, 民族文化研究部, 助手 (90290923)
水野 信男 兵庫教育大学, 学校教育学部, 教授 (50032511)
小田 淳一 東京外国語大学, アジアアフリカ言語文化研究所, 助教授 (10177230)
臼杵 陽 国立民族学博物館, 地域研究企画交流センター, 助教授 (40203525)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
26,900千円 (直接経費: 26,900千円)
2000年度: 12,500千円 (直接経費: 12,500千円)
1999年度: 14,400千円 (直接経費: 14,400千円)
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キーワード | サウジアラビア / アラブ / 民族考古学 / 地域研究 / 中東世界 / イスラム世界 / 博物館学 / アラビア語 / イスラム文化 |
研究概要 |
1.アラビア半島での参与調査については、 (1)平成11年度はサウジアラビア北西部の地域を重点調査地域として、特に首都リヤドから西に位置するハーイル・タイマー・メディナの地域を調査した。調査項目は、北西部地域の巡礼路を中心とした考古学的遺跡の実地調査と、周辺地域住民の民族学的情報の収集であった。リヤドその他の中心都市部では、あわせて近年多く建設されている博物館の現状について聞き取り調査をおこなった。またリヤドの国立文書館、国立博物館、考古博物館庁では、サウジアラビアにおける関連分野でのコンピュータによるデータベース化の現状についても視察した。 (2)平成12年度は東部ヒジャーズ地域(メッカまでの地域)と北西部ダンマン地域の調査をおこなった。東部地域ではジェッダ近郊の遺跡ならびに博物館の状況を調査した。ジェッダからメッカまでの地域の遺跡調査とともに、特にターイフでは博物館の状況を重点的に調査した。またターイフは中国系ムスリムの多く居住する地域として著名であり、東アジア世界とアラビア半島の文化交流の観点からきわめて重要な地域であることから、同地域の中国系ムスリムのコミュニティーに関する予備的な参与調査をおこなった。 2.民族学研究資料のデータベース化作業については、 (1)アラビア語中級辞書用データベースを作成した。 (2)サウジアラビア考古遺跡の分布に関するデータベース化作業をおこなった。アラビア半島の遺跡や碑文の分布は全体像がつかめておらず、データベース化による処理作業で、アラビア半島における人口移動や文化交流の実態を把握するのに貢献する。
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