研究課題/領域番号 |
11694021
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学(含社会福祉関係)
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
吉原 直樹 東北大学, 大学院・文学研究科, 教授 (40240345)
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研究分担者 |
永井 彰 東北大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (90207960)
長谷部 弘 東北大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (50164835)
高城 和義 東北大学, 大学院・文学研究科, 教授 (00085953)
DWIANTO Raphaella D. 東北大学, 大学院・文学研究科, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
13,520千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 1,320千円)
2001年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2000年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
1999年度: 3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
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キーワード | RT / RW / グラスルーツ / 町内会 / 分節化 / 多層化 / 動員組織 / セイフティネット / PKK / アリサン / KIP |
研究概要 |
日本の町内会とインドネシアのRT/RWに関する一連のフィールドサーベイから得た知見(findings)は以下の通りである。 (1)コミュニティに根ざした諸組織/集団(community based organization and groups)は多層社会を構成しており、住民の生活世界を活性化している。 (2)町内会およびRT/RWについていえば、それらは「上から」の制度的文脈のなかにある。 (3)ジャカルタ特別州(DKI Jakarta)の多くのRT/RWは基本的には、行政によって動員された組織であるが、それらは部分的にある種のセイフティ・ネットとして機能している。 (4)日本の町内会は衰退過程にあり、行政の末端組織もしくは「なじみ集団」(親睦集団)として生きながらえている。 (5)日本ではコミュニティ全体は分化する傾向にあるが、インドネシア・とくにジャカルタ特別州ではますます凝集力を高めている。
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