研究課題/領域番号 |
11694035
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学(含社会福祉関係)
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
藤田 弘夫 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (60156875)
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研究分担者 |
仲川 秀樹 日本大学, 文理学部, 助教授 (60237229)
橋本 和孝 関東学院大学, 文学部, 教授 (90198672)
石井 秀夫 慶應義塾大学, 文学部, 助教授 (30168174)
中村 良二 日本労働研究機構, 副主任研究員
夏刈 康男 日本大学, 文理学部, 教授 (00112920)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
9,700千円 (直接経費: 9,700千円)
2001年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2000年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
1999年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
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キーワード | 北東イングランド / 文化適応 / 日本企業 / 文化変容 / 日本語補習校 / 東北イングランド / 生活文化 / 工場進出 |
研究概要 |
北東イングランドと日本は幕末以来の長い歴史をもっている。現在もニューカッスルを中心として日系企業が62社進出している。しかし日本人は800人程度である。この数は現在イギリスには55,000人ほどいる日本人からすると、きわめて少数である。本研究は北東イングランドに住む日本人がどんな文化経験をしながら、生活を営んでいるのかを調査することを目的とする。研究参加者は日本側5名、イギリス側3名(1名は日本国籍)、研究協力者として、大学院生6名となった。現地での調査は3年間4回に及んだ。調査はインタビューと数量調査の両面で行った。 研究は次のような項目でまとめた。1、勤務者の特質と現地の適応 2、家族の生活構造 3、エスニック・メディアと日本人、4、ことばに関する期待と不安、5、学校教育と現地の教育状況 6、生活慣習と宗教経験、7、病気と医療サービス、8、現地人から見た日本人。 現地の日本人の文化的な適応の程度は、海外赴任の前歴などによりかなりの差がある。しかし日本人はことばの問題などに苦しみながらも、それなりに赴任生活を楽しんでいるようである。しかし赴任者は子供の教育ついては、帰国後のことについて、強い不安を持っている。ホーム・ドクター制で有名な医療については、評価が分かれるようである。また、現地では日本企業の雇用の創出に高い評価を与えている一方で、文化的影響は一般に言われているほど、大きくなかったことが判明した。
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