研究分担者 |
鳩貝 太郎 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (10280512)
三宅 征夫 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 部長 (50000071)
小倉 康 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 主任研究官 (50224192)
瀬沼 花子 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (30165732)
猿田 祐嗣 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (70178820)
下野 洋 国立教育研究所, 科学教育研究センター, センター長 (30142631)
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配分額 *注記 |
11,600千円 (直接経費: 11,600千円)
2001年度: 3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2000年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
1999年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
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研究概要 |
TIMSS-R CLASSROOM VIDEOTAPE STUDYによって,1999〜2000年に日米を含む5カ国で収録された各100時間程の中学2年の理科授業ビデオを基礎的データとし,これに関わる各国の研究者の協力の下,授業ビデオの分析法を国際的に検討するとともに,わが国の理科授業の水準を国際的に評価するために,本研究では以下の研究を実行した。 1.米国授業研究所(LessonLab Inc.)を中心とするTIMSS-R CLASSROOM VIDEOTAPE STUDYにおける理科と数学の授業ビデオの分析過程を調査するとともに,理科授業分析手法の開発に関わった。 2.5カ国の理科授業の背景要因について分析し,報告書「International Meeting on Videotaped Science Lesson Analysis」をまとめた。 3.国内外での教師教育と授業評価に活用できる理科授業ビデオ分析法をわが国独自に開発した。 4.わが国の理科授業ビデオデータの分析事例として,わが国で典型的で高く評価された4つの理科授業ビデオについて国内外の教師教育研究に活用するためのCD-ROMを制作した。 5.TIMSS CLASSROOM VIDEOTAPE STUDYの成果と,TIMSS-R CLASSROOM VDEOTAPE STUDYの進捗状況について報告した。 6.研究成果を広く国内外に普及させるため,日本語版と英語版で研究成果報告書を作成した。 なお,本研究の成果は,基盤研究(A)(2)「わが国と諸外国における理科授業のビデオ分析とその教師教育への活用効果の研究:IEA/TIMSS-R授業ビデオ研究との協調」(研究代表者:小倉康,課題番号:12308007)に引き継がれ,平成14年度以降もさらに発展した成果が得られる見通しである。
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