研究分担者 |
小林 登志生 メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (20186753)
川淵 明美 メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (30195135)
坂元 昂 (坂元 昴) メディア教育開発センター, 所長 (00016338)
大西 仁 メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (40280549)
望月 要 メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (80280543)
田中 健二 郵政省通信総合研究所, 通信システム部・非常時通信研究室, 研究官
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配分額 *注記 |
8,200千円 (直接経費: 8,200千円)
2001年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2000年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1999年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
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研究概要 |
本研究は科学研究費補助金の旧国際学術研究での申請によりスタートしたもので,米国スタンフォード大学(SLLスタンフォード学習研究所)との共同研究により年間数回の研究討論や協議を行うとともに,メディア教育開発センターとスタンフォード大学間を結ぶ国際間遠隔協調学習の試行実験を企画,実行した.遠隔協調学習というこれまでの教育分野において試みられてはいるが,決して経験の蓄積が多くはない新しい教育方法の効果を科学的に測定,評価するためのモデルの構成と評価方法の開発を目的とする.コミュニケーション科学としての遠隔協調学習のモデルを情報学的立場と認知心理学的立場の両面からの検討・構築をめざすものである. 本国際高速回線は,メディア教育開発センターからは幕張ギガビットリサーチセンターへレーザ光中継器による専用回線で結び,日本国内のギガビットネットワークJGNへ接続し,さらに太平洋間をAPAN/Transpacを経て米国シカゴの接続ポイントへ至り,米国内をAbilene, CALREN-2により接続してスタンフォード大学キャンパスに至る経路を持ち,常時,数10Mbpsの帯域が利用可能である. 実施された実験研究はには以下のとおりである. 1)プロジェクト・ベースド・ラーニングに基づく国際間遠隔協調学習ならびに遠隔微細作業指導の実施 2)ウェブベースの同時双方向交信による異文化コミュニケーションでのチャット&ディベート方式の実施 3)京都スタンフォード日本センターにおけるME133(機械設計論講義)の状況論的学習の効果実証を目的とした国際間遠隔教育実施に関する調査分析
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