研究課題/領域番号 |
11694065
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
鈴木 健 新潟大学, 理学部, 助教授 (10196842)
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研究分担者 |
谷畑 勇夫 理化学研究所, RIビーム科学研究室, 主任研究員 (10089873)
大坪 隆 新潟大学, 理学部, 助手 (70262425)
大矢 進 新潟大学, 理学部, 教授 (90092676)
小沢 顕 理化学研究所, RIビーム科学研究室, 研究員 (80260214)
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研究期間 (年度) |
1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1999年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
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キーワード | 不安定核ビーム / 核破砕反応 / 核半径 / 中性子ハロー |
研究概要 |
GSI研究所の核破砕片分離装置を用い核子当たり1060MeV前後の^<40>ArビームをBe標的に照射し、2次ビームを生成してその炭素標的に対する相互作用断面積を統計精度1%の精度で測定した。相互作用断面積σ_IからGlauber模型を用い、調和振動子型の波動関数よりえられる密度分布を仮定して核半径を求めた。ホウ素体の核半径の中性子数依存性をみて、^<17>Bと^<19>Bでは^<13>Bから^<15>Bに^<17>Bと^<19>Bおける半径の増大の様子が著しく大きい事実に着目し、コア+2中性子の取り扱いを行った。^<17>Bを(コア[^<15>B]+2n)として取り扱うグラウバー模型で解析した結果は以下のようである。コア^<15>Bの部分のS_<2n>が充分大きいのでこれは妥当な仮定と判断される。ハロー部分は、コアの廻りの1中性子が(S_<2n>/2)で束縛を受けているとして、シュレーヂンガー方程式を解いて波動関数を求めた。その際、仮定したポテンシャルはWoods-Saxon形で、ポテンシャルがr_oパラメーターは固定し、ぼやけのパラメターdiffuseness(δ)を変化させた。こうしてハローの波動関数が純粋に1d_<5/2>あるいは2s_<1/2>を占有する場合とでそれぞれr.m.s.半径vs.相互作用断面積の2次元平面上に計算結果がdiffusenessの関数としてプロットされた。 (図省略)そこで、δ=0.7と固定して、1d_<5/2>と2s_<1/2>とのミキシングをパラメターにして計算し、最外郭2中性子の2s_<1/2>と1d_<5/2>の配位混合比も導出した。このような解析から ^<17>B・^<19>B・^<14>Be・^<19>C・^<23>Oなどの不安定核がハロー構造をもつことが分った。
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