研究課題/領域番号 |
11694101
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
今里 純 高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 教授 (40107686)
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研究分担者 |
五十嵐 洋一 高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 助手 (50311121)
青木 正治 大阪大, 理, 助教授 (80290849)
久野 良孝 大阪大, 理, 教授 (30170020)
浅野 侑三 Univ. of Tsukuba, Professor (80100808)
G. Y Lim (GEI Youb lim) 高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 助手 (90332113)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
2001年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2000年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1999年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | K中間子崩壊 / K_<μ3>崩壊 / ミュオン横偏極 / 時間反転不変性の破れ / トロイダルスペクトロメータ / KEK-PS / 対称性の破れ / CP対称性の破れ / Kμ3崩壊 / 形状因子 / Ke3崩壊 / K^+→π^+π^0γ崩壊 / ミュンン偏極 / 横偏極 / K_<e3>崩壊 / KEK陽子加速器 / CP不変性の破れ / ミュオン偏極 / K_<π3>崩壊 |
研究概要 |
本研究は、平成8年度〜平成9年度の科学研究費補助金(国際学術研究)による「K中間子崩壊における対称性の研究(課題番号08044100)」に引き続き、それを発展させる形で実施された研究である。高エネルギー加速器研究機構の陽子シンクロトロン(KEK-PS)での実験E246「K^+→π^0μ^+ν崩壊(K_<μ3>)における時間反転不変性(T)の破れの探索」を中心に行われた。この実験ではK_<μ3>崩壊で生成されるミュオンの横偏極(P_T)を精密に測定することでTの破れの探索を行う。KEK-PS北カウンターホールに設置されている超伝導トロイダルスペクトロメータとK5チャンネルからの低運動量K^+ビームによるstopped K^+が用いられ、系統誤差を画期的に抑制した測定が実施された。データ収集は本研究の期間中では、1999年と2000年とに実施された。また、データ解析が平行して進められて、1998年データについては、ロシアINR研究所とKEKでの独立した解析結果が得られるとともに、1999-2000年取得のデータの解析が進められた。E246のデータを用いて幾つかの副産物物理の解析も可能である。K_<e3>の関係する物理の研究がされた。さらに、stopped K^+で測定の可能なK^+→π^+π^0γチャネルについては、新たな実験提案を行い、2001年にデータ収集を実施した。現在のその解析も進められている。
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